2003年04月24日(木)  今日の出来事の概要。
今更ながら引越しはとても面倒臭いということに気付いた。すごいエネルギーを消費する。もうしばらくは引越しはしたくない。10年くらい埼玉に住みます。面倒くさいという理由だけで10年も同じ場所に住むことができます。そのくらい面倒臭い。20年くらい埼玉に住もうと思う。
 
明日でこのお仕事も最後。明日休日の後輩が人目もはばからず泣いていたので「馬鹿野郎、泣くことが、あるか」なんて肩を叩きながら僕も泣こうと思ったけど、肩を叩くばかりで一向に涙は出なかった。
 
部屋には何もなくなったので、ビールばかり飲んでいる。堕落への序章が始まっているようで、つらい。牛乳を買ったので、今夜は牛乳を飲もうと思う。アルコールはしばらく、よそうと思う。しかし、今夜も明日も、明後日も、送別会。今夜は友人と飲んで、明日は職場の人たちと。明後日はドクターと我が病院の今後の医療と看護について討論。
 
退職金を貰う手続きが面倒臭い。あれは、罠だ。あえて手続きを面倒臭くして「こんなに面倒臭いんだったら、退職金なんて、いりません」と僕が業を煮やすときを待っているのだ。気を付けなければ。
 
「今日試合なんだよ」と先輩から電話。僕の家にはユニホームもグローブもスパイクも、明日の着替えさえなくなっている。今日の試合には出れないことを告げると「じゃあ、また今度な」と言われて電話を切られた。また今度もなにも。
 
新居の電話番号が決まった。「これから申し上げる3つの電話番号から1つお選び下さい」とNTT。一番不吉な番号の並びを選んだ。死ぬほど苦しんで亡くなった霊。葬儀屋の電話番号みたいだ。
 
これから半年ほど、学業に専念します。通信大学は働きながら勉強ができることが魅力です。なんてあれは嘘だ。スクーリングばっかりじゃないか。埼玉まで来ちまったじゃないか。今年の10月には単位を全て習得して、あと、病院実習。現役の看護師が病院実習。今度は看護ではなく、福祉の実習。相変わらず将来への方向性が定まらない。もうすぐ30になるぞ。
 
おにぎり2個。インスタントうどん。今日の昼食。経済的困窮はもはや致命的。これだけ飲み会が続くと、身体も心も壊れてしまう。早く引越して静かな部屋で静かに泣きたい。今は、騒々しすぎる。
 
近所のディスカウントショップで「1回200円、ハエタタキつかみどり!」という実に不毛なイベントを開催していた。友人に勧められて掴み取ってみた。200円払って掴み取ってみた。13本掴み取ってみた。200円でハエタタキ13本。意味がわからない。こんなにいらない。友人に7本くらい渡すと「こんなにいらない」と言われたので3本渡すと「3本も必要ない」と言われて1本渡すと「恥かしい」という何とも珍妙な理由で1本も受け取らなかった。僕は彼女の13倍恥かしかった。
 
今日はTシャツ1枚で大丈夫でした。もう鹿児島は夏が近付いています。東京はどうですか? という旨のメールを送ったら「東京は4月です」というメールが帰ってきた。ごもっともです。
 
昼休みに野球をしたからお尻が痛い。昼休みに野球なんかするんじゃなかった。白衣のままスライディングしたので、午後からずっと泥だらけのお尻を撫でながら悔恨の念にかられていた。
 
午後から看護婦さんがマンゴーを切ってくれて食べさせてくれたけど、すっぱすぎて顔を歪めながら「美味しいです」と言ってしまい、正直にこたえなさいよ! と怒鳴られたので、「とてもすっぱくて美味しいです」と言った。どこまでが本当でどこからが嘘なのか自分でもわからないことを時々言ってしまう。
 
すごい今日の出来事が前後している。おかしいね。妹と妹の彼氏から引越し祝いの壁掛け時計をもらった。壁掛け時計が本当に欲しくて本当に嬉しかった。僕は物欲で安易に涙が出ます。
 
妹の彼氏が面白い。彼は僕の中で大ヒット。彼は今まで、なぜか僕を恐れていて、一向に顔を出そうとしなかったが、僕があまり怖くない人間だということを、妹の再三の説得がようやく効を奏し、驚くような短時間で僕達はうちとけた。妹の彼氏はとてもいい奴だと思う。僕に濱マイクの写真集をくれた。僕は物欲で容易に涙が出ます。
 
この日記は今日の昼休みに書き始めて、思い出したときに2、3行書いて、現在23時。友人は何もない僕の部屋に寝転がって、女性なのにズボンの中に手を入れて尻を掻いている。明日は最後の出勤。こんな馬鹿げた文章でも書かなければ、僕は容易に涙が出ます。

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