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| 2003年04月08日(火) 菊と刀。恥とオマンコ。 |
| 今日は入浴介助の日。白衣を脱ぎ、Tシャツ1枚でゴム長靴。ビニールのエプロンにゴム手袋。ナースステーションでリゲインを一気飲み。気合を入れて汗と湯煙でミストサウナと化した浴室へ。お婆さんの背中を流し、オッパイを挙上してオッパイの下をこすり、足の先から大腿部を洗い、 「それじゃあ、おまんじゅうを洗いますね〜」 婦長室へ送還。女性性器の名称に関して厳重注意を受けた。「おまんじゅう」は駄目らしい。おまんじゅう。可愛らしいじゃないか。不純を感じないじゃないか。美味しそうじゃないか。……。 「じゃあ、どう言えばいいんですか」 「どう言えばいいって……。別に言わなくてもいいじゃない」 うん。別に言わなくてもいいような気がする。「何を挿れてほしいんだい?」「どこに挿れてほしいんだい?」なんて古典的なアダルトビデオと一緒じゃないか。自己嫌悪。「おまんじゅう」はよそう。違う名称を考えよう。 「だから違う名称とか考えなくてもいいですから」 婦長から2回目のイエローカード。あと1枚で退場になる。ていうか退職になる。ふふん。つまらんちん。最近「つまらんちん」という言葉が気に入っていて、いつも頭の中で呟いている。おまんじゅうつまらんちん。婦長さんつまらんちん。さて。表現の自由とプライバシー権という人格権の侵害。婦長さんは「表現の自由」とプライバシー権の関係に殆ど言及していない。別にいいけど。気にしちゃいないけど。 オチンチンと陰茎。おまんじゅうと膣。ふん。チンコ。オマンコ。オマンコは、いけない。伏せ字をしなければいけない。オ○ンコ。伏せ字をするともっと淫猥になるけれども気にしちゃあいけない。ルース・ベネディクトは著書『菊と刀』で「日本は恥の文化。羞恥の美学。伏せてナンボのおまんじゅう」と記している。後半の文章は嘘。 つまらんちん。やっぱり婦長さんに内緒で違う名称を考えよう。おまんじゅう。おまんじゅう……。ふむ。あれかしら。欲求不満なのかしらん。ふむ。彼岸花。よし。これでいこう。おまんじゅう改め彼岸花。キミは彼岸花の別称を知っているかい? 別名、曼珠沙華。まんじゅしゃげ。おまんじゅうという言葉から常軌を逸しているとは思わない。僕のプライドも保たれる。まんじゅしゃげだと、あからさまでまた婦長さんに怒られて、僕はいよいよクビになってしまうので、自己退職じゃなくて、クビとかになっちゃうと退職金の支給問題などが浮上してきて少し困った事態になることが予想されるので、別称を利用しました。彼岸花。ね。陰部の隠語。暴けるものなら暴いてみやがれ。あぁやっぱりつまらんちん。 |
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