2003年02月22日(土)  サービスについて。
今日はサービスについて語ります。こういう風にキーボードを打ちながら書くことを考えていきます。サービス。ふむ。えっと、サービスといえば、対象者があってこそ存在するわけで、1人でできるものじゃありません。そうですよね。相手チームが存在するからこそ巨人は優勝できるし阪神は最下位になるんです。まぁ、無理矢理に野球に例えなくてもサービスの概念なんてみんな知ってると思います。相手のために気を配って尽くすこと。それは慈善であったり貢献であったり献身であったり孝行であったりします。
 
サーヴィス。一番大切なことは、その気配りの仕方なんですね。相手のニーズに適度に応えなければいけない。適度にね。
 
「ハンバーガーと一緒にポテトはいかがですか?」
昨日からこればっかり言ってるけど、この場合、サービスじゃないんですね。これは余計なお世話の部類に入ります。他人の家に土足で入って部屋の掃除をするようなものです。
 
「よかったら泊まってけば?」
これもサービスでも気配りでもありません。下心です。サービスという衣を被った打算的な言い回しです。気を付けなくちゃ!
 
「部屋の掃除しといたからね」
母ちゃん! そりゃないよ! エロ本とか本棚に綺麗に並べなくてもいいから! という思春期の男性であれば誰もが通る道。母ちゃん家宅捜索。これもサービスじゃありません。親心でもありません。これはお節介と言います。こういう経験が重なれば重なるほどグレる確立は高くなります。僕は1度しかそういう経験をしたことがなかったのであんまりグレませんでした。
 
サービスの概念、ご理解頂けましたでしょうか。サービス、即ち、毒にも薬にもならないもの。それ自体は意識しないけど、あったらあったでまぁ、いいかな。と思う非常に漠然としたもの。ダチョウ倶楽部の寺門ジモンのようなものであります。いや、個人的には寺門ジモンは毒だと思うけど、まぁ、一般的にね。レッド吉田とかは、もうサービスじゃないし。
 
とにかく少しでも対象者が不快感を感じたらそれはサービスではありません。悪です。罪です。「ご試着してもよろしいですよ」しないから! 買わないから! あっち行けよ!
 
「今日の口紅、なんか、いつもと感じが違うね」
これはサービス。この線までがサービス。この言葉を一歩踏み込むと悪になります。
「今日の口紅、なんか、いつもと感じが違うね、とてもいい色をしている」
これは悪なのです。男なんて口紅の色なんてこれっぽっちも興味ないのです。少なくとも僕は興味ありません。興味ないけど、前回会ったときの口紅の色は記憶するようにしています。そして前回と違う種類の口紅をつけていたときに「いつもと違うね」と言うのです。それでいいのです。とてもいい色だなんて言ってはダメです。無責任な発言は往々にして不幸を生み出すのです。考えてもみなさいよ。僕がいい色だって言ったばっかりに、彼女はそうかしら、そうなのかしら、春色かしらなんて勘違いして、次のデートからうんざりするほど日本海色の口紅をつけ続けるのです。そして男はその唇の色を見て、貧血かしら。なんて思うのです。前回褒めたことなんてすっかり忘れているのです。
 
サービスはその場しのぎのようなものであって、結構重大な責任を抱えているのです。
 
「キミの今日のローライズパンツとってもお洒落だよ。へぇ、今時の若い人は腰じゃなくてお尻で履くんだね」
 
これは嫌味です。へへ。

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