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2004年 桜とか
2005年 桜とか
ハロウィン@TDL
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2004年10月25日(月)

流されて

土曜日は朝4時過ぎに目覚ましをかけずに寝た。
起きてテレビを点けたら、また4時でビックラだった。
日曜日は朝3時過ぎに寝て昼にタイマーセットしたテレビの音で起きた。
ダラダラ言い訳を頭で考えるも、やはり気になるので重い腰を上げて墓参りに。

土曜日に入った母上情報によると。
先日の台風の被害は実家の方も大した事は無かったらしい。
らしいのだが、20年無かった現象が一つ起きた。

母: 「お風呂場の窓にヤモリがいるのよっ」
私: 「うちにいるんだから、そっちにもいるべ」
母: 「初めて見たわよ」
私: 「そういやそうか。台風で山から流されて来たんだべ」
母: 「このままでいいのかしら?」
私: 「油断すると家の中に入ってくるぞ」
母: 「家に入っても何もしないでしょ?」
私: 「何もしないけど、中でしなれたら白骨化するべそ」

なーんて会話をしていた。
その夜、またもや母上から電話。

母: 「台風で骨が出たんだって」
私: 「あ?」

数時間前にヤモリ白骨化話をしたばかりなので、一瞬ヤモリ骨かと思いきや。
どうやら違うらしい。
じゃぁ、なんだ?と考えて。
てっきり台風による遺跡発掘か?と思ったら。

母: 「ほら、○○に抜ける山にお墓あるじゃない?」
私: 「ああ、あったねぇ」
母: 「そこのお墓が流されちゃったらしいのよ」
私: 「あそこも崩れたんかい」
母: 「でね、○○さんの家のところに人骨が流れてきたのよ」

・・・・・一瞬、この地方って土葬だっけ?とか考えた。
違う違う。きっと骨壷が割れちゃったんだべな。

で、その先祖代代のお墓のおうちに「どうしましょう?」と尋ねたところ、

骨家: 「放っておいてください」

と仰ったそうな。

放っておけといわれても流れ着いた先は民家だ。
非常に困るだろうなぁ。

墓と言えば、父上の墓のお隣さんが毎日くるのは前に書いたか。
で、今回母上が行った時にお隣さんに会ったそうで。

お隣: 「毎日お宅のお墓も拭いてるのよ。いいかしら?」

と聞かれたそうだ。
母上はよろしくお願いしますと言ったそうだが。
いいかしらも何もねぇ・・・断る理由は無いだろう。

顔を洗うのが嫌いだった父上。
毎日、他人に顔拭かれてるのか。

流されて来た余所様のご先祖といい。
墓に入ってからも何かと大変なんだな。


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