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2003年04月16日(水)
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女として |
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一ヶ月半ほど前、ふと思い出し、4年前ぐらいに知り合った子のHPを探してみた。 結構、容易く見付かり、メールを出しておいた。
その子は、私と10ぐらい離れて居たと思う。思うっつーのは、本当に記憶が曖昧だ。 困った事に。ここ数年のフリーになってから知り合った人間が多いせいか、記憶の順番が可笑しな事になっているのだ。 だから、4年前じゃないかもしれないし、だけど10歳ぐらい違うのは多分本当だ。
当時、その子は大学生だった。 知り合って1年ぐらいは、何かと連絡をとっていたが、そのうち音信不通に。 で、1年置きぐらいに思い出すらしく、向こうから人づてに聞いて連絡があったり。 私からメールを出して一往復してみたり。 だから、今回のメールも、多分、1年以上ぶりだったのだと思う。 すぐに翌日に返信がきて、丁度連絡が取りたかったと書いてあった。 そして、出来れば会って食事しながら話を聞きたいと。 そのメールの返事を、一昨日、一ヶ月ぶりに出してみた。 今の仕事の状況。これまで、何をしてきたかを書いて。
その返事が昨日きた。 社会人になったその子は、もう、「子」じゃなかった。 文面も変り、あの頃は全く通じなかった仕事の話をメールに書いてきた。 移り気で芸術肌のその子は、社会人としては大変だろうなと想像していたのに、いっぱしだった。 そして、最後に 「出会った頃って、子供だったなって思う。今も子供だけど。」 と書いてあった。
月日の流れを感じた。
私がその子にメールを書いた日。 ライバルTやんからメールが来た。
タイトル:久しぶりに
きちんと洗顔したって感じ・・・・・
ぎゃはぎゃは笑いながら、「こっちは久しぶりに土日休めた」と返信をした。 さすがは、ライバルだ。すごいご報告だ。 そして、その子からのメールが届く少し前。 また、ライバルTやんからメールが届いた。
タイトル:やばい
タイトルだけ見て、またゴミを出し忘れたか?と想像した。 しかし、中味はそれ以上。いや、それ以外?それ以下?だった。
腕と肩の境目がないぞ!
私は、自分の肩を、思わずセーターから引っ張り出して見てみたが、その状態がどんなもんか、理解する事は出来なかった。 さすがだ。Tやんは、私の先を行ってるなぁ・・・と感心。
その数十分後に、その子が「子」じゃなく「大人」になったと思えるメールが届き、出会った頃の自分を思い出し。 当時の私は、その子に「センスいいよね」と誉められる格好をしていたなーとか。 「その年齢には絶対見えないよ」と誉められるハリがあったなーとか。。。
さて。問題だ。 「子」が「大人」になるほどの月日が流れ。 その当時、既に「大人」であったこの私にも、同じ月日が流れ。 永遠のライバルTやんのメールに喜ぶ自分に、ふと我に返り。
私はっ わたしはっ ワタシハ・・・・・・・・
おばちゃんに?
Tやん。ごめん。 気付いてしまったよ。 私たちのこのライバル関係は、「女としてどうかと」っつーことに。 しばし、その子と再会するまで、ライバル休戦してもいいかい?
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