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2003年02月26日(水)
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ぼけ |
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相変わらず、お金にならぬ仕事を引きずり2月も終るか。 っつ〜か。見積来ますなぁ・・・ 別の仕事を探そうと腰を上げると、何故か舞い込む見積の数々。 これは、外に出るなっ!っつ〜、神様の思し召しか?
そうなのだ。 今まで楽してきた3-4年間。 朝起きて、そのまま仕事ができて。化粧代も掛からず、服もヘタすりゃパジャマだってOKな日々。 その私が、外で働こうと思うと大変なことになる。 何より、一番面倒でキツイと思われるのが電車通勤もそうだが、何よりタバコだ。
健康を考えたら、禁煙オフィスで我慢した方がいいとは思う。 今のように、くわえタバコで仕事をするなんざ、どうかと本当は思ってたりもする。 しかしながら、これは習慣だ。 そうそう、簡単に意志薄弱な自分が辞められるとは、到底思えないのだ。
タバコが無くなると、すぐさま買いに行く。 あとちょっとで終る仕事なのだからとか、もう寝るから明日でもとは思っても、無いと思うと買いに行かずにいられない。
普段は面倒臭がりで、「食べるのが面倒だ」と言う発言に周りを驚かすほどである。 何よりも「面倒最優先」な性格だ。 だのに、タバコにだけは、面倒にも勝つほどの強い欲求が見られる。
先日、お相手の家でタバコが無くなった。 確か、もう一箱の存在を目にした記憶があるのだが見当たらない。 きっと、家に忘れて来たんだなぁ〜・・・と思い、間もなく23時。 仕方なく、慌てて着替えて買いに行く事にした。
ちょっとの買物であっても、私はスウェットでなど外に出られない。 スッピンには慣れたが、まだその辺の羞恥心は持っているらしい。 だから、例え徒歩1分以内の自販機であっても、ちゃんとジーンズに着替えるのだ。 この労力すら本当は面倒なハズなのに、タバコの魅惑に勝てないとうのも恐ろしいが。
外は雨だった。 ちっ!とか思いつつ、上着を着て靴を履き、外に出ようかと思ったそのとき。
何気につっこんだポケットに、四角い物体を発見した。
そう。タバコ様だ。 どうやら、家からちゃんと持って来たらしい。
そうさ。面倒より優先されるタバコ様を、この私が忘れてくる訳がないっ!
思わず、一人玄関で靴をつっかけ、ほくそ笑む私。 なんだか、得した気分だった。
そして、今日。 昨夜、お相手が飲んでタクシーで帰宅した為、朝6時過ぎに送ってってやった。 その時、タバコを一箱買ってくれたのだ。 ちょうど、自宅にも切らしていたので、ラッキ〜♪と車に置いたままにした。
そして、さっき。 最後の一本を吸い終えて、持ち帰ったはずのタバコをカバンの中に探したが見付からない。 さては、またもや上着のポケットか?と探したが、やはり無い。
うむ。これは、車に置き忘れてしまったか・・・と思い、車に行く距離も自販機も同じなので、買いに行く事にした。 今回は、着替えてなかったのでそのままで行ける。 上着を着て発見する事も、事前調査済みなので有り得ない。 よって、千円札を握り締め(正確には自販機で詰まらないように軽く丸め)、階段を下り、上着を着た。
さて。靴を履こうかと、玄関脇にある靴箱の上に手を付いた瞬間。
目の端に四角いものを発見した。
そう。タバコ様だ。 どうやら、ちゃんと持ち帰って来たらしい。
何故に、玄関に置いていたのかは我ながら不明だ。 きっと、何気ない行動の一部だったのだろう。
そして、またもや私は一人ほくそ笑んだ。
しかし。前回と違ったのは、これが二度目だという事だ。
出かけるその瞬間間際の玄関に立たないと、私はタバコを発見できない。 それが、二度目だという事だ。
それよりも、自分でタバコを手にして、 それなりの目的意識を持っていたにも関わらず、 面倒よりも大事なタバコなのにも関わらず、 その場所を数時間後には覚えていないというボケっぷり。 つまりは、数時間前の自分の行動が思い出せないというボケっぷり。 それが、タバコに限ってすら二度もあるというボケっぷり。
我ながら、少々不安な今日この頃だ。
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