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2002年12月11日(水)

自我自賛

「アルジャーノンに花束を」を見ていると、それまで出川系の周波数を出すので好きじゃなかったユースケ・サンタマリアが、まともに見えるから不思議だ。
っていうかね?私の息抜きドライブコースを彼が走ってたんだけど。
あっこからそこを走ってあっこまで行くか?という距離を走ってるんだよねぇ。
まぁ、ドラマだし。そういうもんだな。

で、このドラマを観てからやたらと「素晴らしい」という言葉が耳についてしまって。
元々、私は良く「素晴らしい」と自我自賛するのだが、ドラマで頻繁に言うものだから、使いづらくなってしまった。
そういう事って、たまにだけどあるよねぇ?
今まで普通に使ってたのに、ドラマで流行ると「真似してる」って言われそうで、使えなくなるとかってこと。

私は、我姉妹があきれるほどに、自我自賛して生活している。
特に、この仕事を始めてからはやたらと自我自賛。
一人で仕事をするようになってからは、日中の話し相手が居ないので、余計に自我自賛。
昔からそうだけど、私は「誉めて伸びる」タイプの典型だ。
人にけなされての「負けて堪るか根性」は発揮しない。
けなされた時点で、やる気を無くす。
まぁ、その物事に自信があれば、負けずに自我自賛を繰り返してやるけど。
っていうより。しょっぱなにやって出来ない事は、自分には向いてないと止めてしまうという、なんとも非チャレンジャーな性格だ。
決して、努力して何かを成し遂げるタイプでは無い。
「ブタもおだてりゃ木に登る」ではなく、「猿もおだてりゃ木に登ったまま降りてこない」
そんなタイプだ。

だから、今の仕事をしている。
元々、何かを作るのが好きだったから、トントン拍子に今の仕事につけた。
しかし、この仕事。プライドが高くて拘りを持った人が多い。
でも、だからといって、それが誰にでも通用するのか?っつーとそうじゃなくて。
ピーコのファッションチェックは面白いけど、私から見て、ピーコの着ている服のセンスはイマイチだと思う事がある。
それと同じ。
だから、同業者同士で誉めてもらえるなんてことは、殆ど無い。
隣の席に座ってる同僚からライバル視される事もあるし、たまたま、一緒に提出したプレゼンで私のが通ってしまうと、嫌味なんか言われたりもした。
まぁ、確かに相手の方が実績も実力もあったし。
どっちがいい?って一般の人に聞いたら、相手の方を選ぶ人の方が多かったかもしれない。
たまたま、客の好みに合ってたのは私の方だっただけの話だ。

自己の拘りが強い人ほど、客との衝突も多く、辞めてしまう人も多い。
実際に仕事としては自分の趣味と違うのにぃ〜〜と思いながらも客の思うようなものを作ることが殆どだから。
それに不満を抱えていると、作る事が苦痛になってしまうのだ。
だから、自我自賛。どんなものを作っていようとも、素晴らしい♪って自我自賛しながらじゃないと、やってられん。
特に、私みたいに自分の腕に自信が無いタイプだと、競争の中に身を置いているのが苦痛になるので、余計に必要なのだ。

で、作品に自信なんぞは今だに持てないけれど、作る事はやっぱり好きで。
それは他のことにも共通していて、私は、自分で作ったものが、一番美味いと平気で言う、ずーずーしいヤツだ。
私にとっては、料理は物つくりと一緒で、手間はなんとも思わない。手間こそ、私にとっては楽しい時間なのだ。
よく、揚げ物が面倒と言うけれど、私にとっては焼き魚を焼くよりいいのだ。
しかも、味にうるさいもんだから、自分で作ればそれは自分好みだ。美味いはずだ。
だからといって、料理が得意な訳でもない。外食の方が楽で好きだったりもする。
それでも、自分の料理が一番だと言う私に我姉妹は
「自我自賛も、そこまでいくと凄いね」と誉めてくれる。いや、あきれてるとは思うが。

そして、先日。
セールスの電話がかかってきた。
「奥様でいらっしゃいますか?」と聞かれると頭にくる。なんで決め付けるかな。
否定すると今度は、「お母さんいらっしゃいますか?」と聞く。なんでそうなるかね。
なので、一言。
「ここ、事務所なんで」
と答えることにしている。そうすると、大概、失礼しましたといって電話を切ってくれる。
が、今回のセールスは生憎、奥様?とは聞かれずにいきなり用件だった。

「エアコンのお掃除を、只今キャンペーン中で500円で行っております」

なんだそうで。
エアコンというからには、場所は関係無いのだろう。
そこが事務所だろうが建設現場だろうが、一般家庭じゃなくてもエアコンさえあれば、いいわけだ。
だから、私は言ったのさ。

「ああ、エアコン無いんで」

すると、セースルレディはひるまずに続けたのさ。

「そうですか。お布団なんかもお安くクリーニングを承っておりますが」

とね。
だから、私は言ったのさ。

「布団もありませんから。」

そこで、セールスレディ撤退。
あんまり、あっさり引き下がられたので、電話を切った後で、

「今時、エアコンも布団も無い家なんて、一体どんな生活してんだよっ?」

と思わずセースルレディにつっこんじまった。
して、この話を早速、我姉妹に報告。
「我ながら、素晴らしい対処法だ。」
と自我自賛する私を、案の定、あきれている様子。
だので、「自我自賛は何事においても、大切なんだぞ」と力説した。
すると、我姉妹も納得したように「○○みたいにね。」と言いやがった。
○○の中には、彼女の嫌いな人間の名前が入る。

いや、違うぞ。
「私って控え目なのぉ〜〜」とか言いながら、ずーずーしいヤツと同種にしないでおくれ。
それは、「勘違い野郎」もしくは「身の程しらず」はたまた「自意識過剰」っつーんだ。
自我自賛っていうのは、やった事のそれ自体に対して、「自分にしては上出来だ」と誉めることさ。
自分で自分を盛り立てるだけの為に、必要なのであって、はなっから「私は出来る」と思ってる人には、必要無いことだ。
勘違いしてる人のそれは、あくまでも「こんな私はどうよ?」というアピールなのさ。要は、根拠の無い自信。自信というより自意識過剰。
その証拠に、それに同意しない相手を嫌がるはずさ。
でも、自我自賛は違うのさ。元から自信なんてそこには無いのさ。あるのは、喜びさ。出来たぁ〜♪っていう嬉しさで人に言うのさ。
だから、その事に対して、相手が同意してくれなくても、自分は満足してるから関係無いのさ。
その満足感が、少しずつ自信に繋がってくっつー、素晴らしいことなのさ。

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