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2002年11月26日(火)

陰口

何も隠していないが、この私。
陰口という類のものは、笑えないもの以外を受け付けない。

こんな性格だから、小さな会社ばかり転々とした私が喧嘩をする相手はいつも
最も敵にまわしてはいけない相手ばかり。
そう。社長相手だった・・・・・・
社長までの距離がちょっとある中企業の場合は、部長相手だった・・・

のらりくらりの係長も課長もすっ飛ばして、直接真髄である社長に飛び込んで行くわけだから、特攻隊長状態だ。
そんな私を、周りの同僚は拍手喝采パチパチパチと、『影』で喜んでくれていたが、矢面に立ったこっちは堪らん。
でも、どうしても、私は影でグダグダ愚痴ってばかりで、何も変わらない事の方が嫌だった。

でも、社長とて人間だ。
その会社に例え居辛くなろうとも、仕事に対してだけは強気な私は、ヘコタレなかった。
何も、社長に逆らったからって、とって食われる訳じゃない。
嫌なら、転職をすれば済む事だ。
仕事青年期の私は(今は老後のつもりらしい)怖いもの無しだった。

先日の日記で、私は密かに思っていることを投票ボタンに仕込んだ。
我姉妹1号の息子君のことだ。
あくまでも、ギャグだ。密かに心で思っても、息子君に言えるハズもない。
だって、相手は「カオナシ」だ。
何か言ったところで、「あ・・・・」しか言わず、会話のキャッチボールも出来ぬ。

ところが先日。この密かな想いを、1号が娘に言ったらしい。

「あるひ姉ちゃんはね、お兄ちゃんのことを「カオナシ」って密かに呼んでるんだよ」

私は、15歳しか歳が離れていない姪や甥に「あるひ姉ちゃん」と小さい頃から呼ばせていた。
今は、間違っても息子君が呼んでくれることは無いが、まぁそれは良い。
それを聞いた娘がすごい発見を口にした。

「(カオナシ)って、ことはさぁ〜


 気に入らなかったら・・・・・・



 食われちゃうんじゃないの!?







ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ


あるひ姉ちゃんは、こう見えても実は気が弱いんだよ。
もう、言わないから。
息子君が、う○ちしてた話とか、小さい頃の発言を、もう日記のネタにしたりしないから。
許しておくれぇぇぇぇぇぇぇっ

でもね。一つだけ伝えたい事があるのさ。
息子君は、「像は水色じゃねーだろ」って反論したけどさ、
あんたの妹は「像は水色だよ」って言ってたってよ。

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