|
|
■
|
2002年11月12日(火)
|
歯医者のはなし |
|
昨日治療した歯が痛い。 痛さは、右側全体に響いてるらしく、しばしまともに物が食べれない模様。
っつーことで、ちと暇があったので昨日の日記に『フック船長』の絵をアップしときやした。 改めて実感。私に人物画の才能は無い。ふふっ(TT)
さて。今日は歯痛にしか頭がいかないので今まで出会った歯医者のはなし。
幼少の頃通っていた歯医者さんは、とても優しい眼鏡の先生だった。 腕も良いと評判で、今の実家の近くにあったのだが、その後儲かったらしく。 今現在は、私のアパートの近くの広い敷地にある。 しかしだ。隣のファミレスと同程度の敷地と思われるその駐車場はすっからかん。 噂によると、数年前に私が見てもらってた先生から、息子の代に変わったそうな。 ところが、麻酔事故を起こしてしまったらしく、多分、開店休業状態なのだろうと思う。 二代目って、どの世界でもイマイチなことを証明してくれてる気がする。
20代最初の頃。前歯が虫歯になった。 横浜の会社の目の前にあった、歯科医が数名いる、歯医者にしてはデカイところへ通った。 しかし、それから半年後。 転職をして蒲田の会社に通ってた私にある日突然、酷い歯痛が襲った。 普段から、頭痛でも腹痛でも鎮痛剤を飲まない私が、通常の量の倍を飲んでも効かない。 息をするのも痛い。しかもその会社。駅から徒歩30分ぐらいかかる。それも真冬。 口を閉じる事も出来ず、かといって風の冷たさも染みる状態で、口にタオルを当てて泣きながら地元の歯医者に行った。
そこの先生はとても怖くて評判だ。言い方の問題なんだろうけど。 でも、その先生が優しかった。先生は、あえて口には出さなかったけれど、多分横浜の歯医者の治療ミスだろう。 治療の仕方が悪くて、私の前歯の神経がやられてしまったいたみたいだ。 私の不注意では無いので、その先生はやさしかったに違いない。 でも、その後、仕事でキャンセルをした次の診察の日に 「次回はいつ?」と尋ねると 「だって、忙しくて来れないんでしょ?」と突き放された。 だから、それ以来、その歯医者には二度と行ってない。
それから、数年してまた転職をした私は、今度は桜木町の歯医者に通った。 その歯医者はデンタルエステという名目を掲げているだけあって、本当に高級エステサロンのようなつくりだった。 治療をする部屋も個室だし、歯以外にもエステ事業をしているようだった。 そして、確かに。そこの先生は、本当に腕が良かったのだと思う。 一番何よりも怖い麻酔。それすら、いつ打ったのか分からないくらいに上手かった。
だけど、仮歯の途中で嘘をついていくのを止めた。 そこは、一回事に大学病院だかに器具を出して消毒するという。 つまり、私専用の器具があるってわけだ。 確かに、他人の口の中に入ったものを入れられているのは良い気分ではない。 無いけれど、毎回その消毒代¥2,500を治療費の他に取られる。たまったもんじゃない。
そしてもう一つ。私がそこの歯医者で疑問に思いつづけた事があった。 それは、歯科医も助手も皆がみんなつむじ部分の毛が異常に薄かったのだ。
そんな理由で?と思うだろうか? 最初は私も、偶然だと思ってた。でも、そのデンタルエステ。 閉店間近になると、何やら他店舗の研修生だかが集まるらしく、ドヤドヤスタッフがやってくるのだ。 そのスタッフの教育もきっちりされているらしく、すごく御丁寧ににこやかに挨拶をしてくれる。 そして、そのご挨拶の際に下げられた頭が・・・・・・・
老若男女問わず、ALLつむじハゲ
そのサロンのような待合室には、その会社のお勧めであろうシャンプー類も置かれていた。 こんな偶然があって良いと、どうしても私は思えなかった。 あきらかに、そのシャンプーを使用していると思われる人のつむじハゲオンパレードは、恐怖に繋がった。
そして、私はそこでやってもらった仮歯のまま、地元の別の歯医者に通うことにした。 そこの先生は評判もよく、若く優しかった。 でも、歯科助手が顔はいいけれど性格が・・・・ 毎回、助手や受付の態度がつっけんどで嫌だったので、大方の治療が済むと止めた。 そして、5-6年の歳月の間にまたもや歯は悪化し始め、今の歯医者に至るのである。
歯医者を選ぶ際に、例のHの旦那の同級生のやってる歯医者を勧められた。 でも、遠いことを理由に断った。 本音を言えば、「お前に治療されたくないんじゃぃ」なのだが。 一応、Hには「あの人の性格が嫌い」とは言わず 「知り合いに、この歯を見せるのが恥ずかしいから」 といったのだが、この話からますます、その同級生歯医者が嫌になった。
やはり、Hも歯が痛んだ際に、同級生のところへ来るように言われたらしい。 確かに、同級生同士なので、安く治療してくれるのだそうだがHも 「恥ずかしいから」という理由で断ったそうだ。 すると、その同級生歯医者はこう申したそうだ。
「俺に見られて恥ずかしいってことは、 俺を男として意識してる証拠だな。」
私は、ア然とした。な〜んて、自意識過剰なとっちゃん坊やだろう?と。 だって、風貌がマッシュルームカットの松木(サッカー元ヴェルディの監督)なんだもの。 私は、Hに言った。 「は?例え知り合いが女であっても、知り合いに口の中を見せるのは嫌だよ」 と。しかしだ。彼女から返って来た言葉は 「あ、そう?私は女だったら平気だな」 だった。。。 自ら、そのとっちゃん坊やを「男として意識してる」と認めているらしい。
そうなのか?私が変か? 性別関係なく虫歯の口中を見せるのを恥ずかしいと思う私が変か? どうせ見ず知らずの歯医者だったら、女性よりも男性の方が恥ずかしくないかなぁ・・・と思う私が変か? いちいち、口の中を見せることに【異性を意識する】なんてものを盛り込むヤツ等の方が、いやらしくて嫌だって思うのは私だけなんだろうか?
|
|