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2002年10月18日(金)
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探し人 |
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意識が、午後3時ぐらいから朦朧とし始めて、だけど今だに仕事は終らず。 一日20時間近くを座って過ごしているからして、足腰が痛くてどうにもならんし。 ちゃんと、メシ食ったのか? と心配されて「食った」と答えたら、お相手は安心しておったが。 それは落とし穴だよ。チミ。一日一食、食いましたって意味さ。
さて。昨日の夕方の事だ。 「おじぃちゃ〜ん」と呼ぶ男の子の声が、近所にコダマし始めた。 最初のうちは、ちょっと大きめな程度だったのだが、どんどん。
おじぃちゃ〜〜〜んっ
おじぃちゃ〜〜〜んっ
おじぃちゃ〜〜〜んっ
と、デカくなっていく。 そのうち、今度は女の子の声も加わって「おじいちゃ〜んっ」の大合唱。 そして、なかなか見付からないことにイライラし始めたらしく
お゛じ い゛ぢゃんっっっ!!!
と、まるでスピーカーが音割れを起こさんばかりの声になっていった。
あら・・・まぁ。心配だわね。 などと他人事状態で聞いていると
ガラっ! バンッ!パタパタパタパタっ!
と裏の家から音がした。 どうやら、「おじぃちゃん」の声に反応して 例の裏のじぃ様が出てきてしまった らしい。 (過去の裏じぃ話はこことこことここ) おいおい。アンタが反応してどうするよ? まぁ、確かに、裏のじぃ様も、おじいちゃんなんだけどね。
その後も、しばらくの間、男女の子供の声で「おじぃちゃ〜ん」合戦は続いていた。 何やら、女の子の声には聞き覚えがある。
確か、夏頃に日記に書いたと思うのだが、夕昏時に「お兄ちゃ〜んっ」と叫ぶ 兄を探す女の子の声を聞いた事があった。 あの時は、だんだんと遠くへフェードアウトしていく声に、「ちゃんと見付かったのだろうか?」と心配になったものだ。
そうだ。あの時の女の子の声だ。 と、すると、男の子の方は、きっとその女の子のお兄ちゃんに違いない。
お兄ちゃんに引き続き、今度はおじいちゃんが行方不明なんかい? おいおい。どーゆー、一家だよ? もしや、家系的に男性は放浪癖があるとかかしらね?
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