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2002年10月15日(火)
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先週の打合せの出来事 |
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参ったなぁ・・・
親知らずが氾濫を始めました。ついでに歯茎が腫れた。>歯医者に行こう。 眼カピカピして、何もしてなくても疲れ眼。テレビもPCも画面はキツい。>目医者に行こう。(今はドライアイ用の目薬で応急処置) 爪の半月の白いとこ。親指以外に全く無いことに気付く。ついでに、縦に網目模様が沢山入っている。 身体に異常が?と不安に。>調べたら、生まれつき見えない人も居るそうな。ついでに、指先を使ってないとこの半月の白いとこは無くなるとか。ついでに、白い縦模様は老化現象だとか。
いやぁ、参った参った。 気付かぬうちに、やはり歳か・・・・・(唖然)
と、そんな訳で、その他モロモロちと不調気味。 今日の話を書くと愚痴にしかならんので、先週の木曜日の打ち合わせでの我社長とのヒトコマを箇条書きにすることに。 前にも何度か日記に登場しているが、この社長。元同僚であり、かなり変わった人物だ。
私は、普段自宅作業なので、雇い主である社長と会わずに仕事をしている。 ちょっとした用事は、電話よりもメールにて済ませる事が殆どで会話すらしない。 例えば。ちょっと外出したい時。
お昼出ます。1:30戻り予定 仕事は順調に進んでます。
とメールを我社長に宛に送ると、返信が
やぁ、飯はうまかったか?仕事だ
と来る。そして大量の仕事が私を待ち構えていたりする。 例えば、
ちょっと、銀行行ってきます。
とメールを送って出かけて戻ってくると
カネか?カネか。
との一人で納得したかのような返信が着ていたりする。 更に金絡み。必要経費にて品物を購入する際に
○○○なんだけど。そこそこのでいいよね? でさ、お金。最初に立て替えないとダメだよね?
と質問メールを送ると
・・・フッ。金が欲しけりゃそういいな。
と悪人気取りの返事が返って来る。 ある時には、納期間近の仕事がなかなか届かず、夜中に
その後の進行状況は?
とお伺いのメールを入れておくと
いやいやいや。風邪薬飲んで目を休めてたら、さっき起きたよ。はっはっは。
と、爽やかなお目覚めで明け方に返信をくれる事も多々ある。 そんな社長だという事を踏まえた上での、木曜日の出来事である。
1. お客さんが誰に似ているか話
客先にて、先に女性の方にお会いした。とてもチャーミングで、品があり好印象。が、我社長曰く
「彼女は優秀でとっても良いよ。でも、今日の肩パットの服はイマイチだけどな」
どうやら、彼的には、肩パットがズレているのが気になり、その洋服が気に入らなかった模様・・・
次に上司である男性の方。外人さん。日本語ペラペラ。誰かに似てる・・・ 「そうそう。ジョン・トラボルタに似てない?」と我社長に尋ねてみると 「いや・・・違うな・・・・・・」しばし、考え込む我社長。
「そうそう。強いて言えば、ワタナベさんに似てるよ」
との返答。誰だよ、それ。
2. 我社長の人の悪さが垣間見えた話
さすが、大手だけあってその客先では、各部屋のセキュリティが万全。各部屋に入る毎に、暗証番号を入れないと入室出来ないオフィス。 先に、挨拶に来て下さった女性が上司を呼びに入室するのを横目でみた我社長は
「○○○○○○(数字5桁ほど)だな」
と、暗証番号を復唱。しっかり覚えてしまった模様。さらには、別室の番号まで暗記。 「これで、何かあっても、入れるぞ」と嬉し気。
何も無いから。入らなくていいし。覚えなくていいし。 ちなみに、帰り際に「番号は?」と尋ねると、「○○部は・・・」と各部屋の番号を物の見事に答えやがった。 恐るべし。
3. 我社長の仕出かした失態の話
打ち合わせが終わり、代理店の彼と別れて、我社長は一言。 「なんだか、調子良くて、いけ好かねー野郎だな」 同感。でも、怖いから。「業界人はあんな感じよ?」とフォローを入れる。
本日の打ち合わせ内容を再度喫茶店に入り、話し合う。っつっても、多分、電車に乗る前に一服したかっただけだと思うけど。 喫茶店を出た後、ビル内のトイレへ行くというので、ついでに私も。勿論入る場所は別々だ。(当然) トイレにて、手を洗っていると、外で女性の、「きゃぁっ」という短い悲鳴に近い声が聞こえた。
きっと、我社長が何かしたに違いない。 確信を持って出て行くと、男子トイレの横で、柱の影の方を見ながら横ズサリしながら、怯える一人の若い女性。 慌てて走って行くと、案の定、その柱の影には、我社長が。 ニッコニッコ笑いなら「すみませんねぇ。ハハハハハ」と謝っている。 何が何やら分からないが、私と彼女を間違えたに違いないと察知し、何故か私まで、その若い女性に「ごめんなさいねぇ」と保護者のように謝る。
「何したのさ?」と詰問すると、 「いや、ただ「じゃぁ、参りましょうか」って言っただけ」だとのたまう。 言っただけじゃなかろうが。 どうやら、私が出てくるのを柱の影で待っていた我社長は、 最初に通った不運な彼女を私と間違え、ふいに柱から出て行って 「じゃ、参りましょうか」とエスコートしたらしい。
大体、コイツ、ガタイが良くて怖いのさ。怖いのに、柱からフイに出てこられたら、もっと怖いのさ。 可哀想な怯えた彼女は、何度も何度も振り返りながら頭を下げつつ去って行ったのだがね。 普通の人なら、自分が脅そうとした相手を間違えたら、恐縮したり恥ずかしがったりしそうなものだが、我社長は更にのたまう。
「あんなに驚いた人間を見たのは、今年に入って初めてだなぁ・・・ハッハハハハハハ」
どうやら、去年は少なくとも数人が、我社長の被害に遭った模様。
そんな、人の悪い彼だがやっぱり父親らしく、駅構内にあった古本市にて、塗り絵をせっせと購入していた。 私のウエストぐらいあるかもしれない、太股と、私の太股ぐらいはあるであろう二の腕を持つ、悪人顔の男が、眼を細めてキティーちゃんやらトットコハム太郎やらの塗り絵を選ぶその様は、一種異様だったけど。 だから、勿論、私は他人のフリをして離れて買うのを待っていた訳だけど。
やっぱり、この社長とは、滅多に会わないで仕事をしているのは正解だなと。 実感した午後の一時でありました。
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