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2002年07月04日(木)
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何に見えるか |
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へい。本日限定で、壁紙つけてみました。して、本日の追加猿はこれ。
先日、母上からモモをいただきまして。「もも猿」であります。 大概の桃の絵というと、天辺が尖っている感じで可愛らしいのですが、残念ながらすいか猿シリーズは、表情を見てお分かりの通り、ちとヒネっぽさが必要なんですの。 見ている内に「仮面ライダー」に見えてきたり、「ベム&ベロ」の変身解けバージョンに見えてきたり、はたまた「にこちゃん大王」に見えてきたりしますが、一切関係はございません。 例え、ここ数日、あたしのお腹が下降気味でも、 例え昨日の飲み屋の帰りに、お相手が急激にもよおし、「触らないでっ!」と触れられる事すら危険な状態で、必死にキュッとお尻を引き締めて歩き続ける後姿に、深夜の住宅地であるにも関わらず笑い声をコダマさせていたあたしだとしても、まったくもって「モモ」の形がこんなである事に関係はございません。 ついでに、その飲み屋の帰りに必ずちょっかいを出す友人宅の犬の名前が「もも」であることは、ほんの少し関係あるかもしれません。
あっと。関係無いんですが、昨日のQ猿は3日程前の作品でした。 ところが、我姉妹が「むしまるQ」などと不可解な事を残し、出かけてしまったが為に質問も出来ずに困ったあたしは、以下の用な想像の産物を進呈いたしました。
姉妹というのは、奇想天外な意思通信が計られているものなのか、あたしはてっきり「Q猿」を作成していたことがバレたかと思いましたわ。
さて。本日のお題ですが。 あたし、目があまり良くありません。大きいばかりで視力がイマイチです。 こういうのを「無用の長物」って言うんですか?いいませんね。在っても邪魔じゃありませんからね。 無かったら怖いですしね。 あっ!変なことを思い出しました。えー・・・ジャンル強制移動されたら困りますので表現を柔らかく・・・ 上記に出現した突飛なことをいう我姉妹がですね、もう一匹の我姉妹2の男の子が生まれた時に、おしめを変えてあげてたんですね。 その時に言った言葉が「無用の長物だ!」なんですね。ハハハハハハ(乾笑) その甥っ子も、もう中3ですからね。「無用」じゃなくなる日も近いかと。
また、話が逸れまして。 えーっと。目ですね。ガチャ目なんですわ。ちなみに、「誰に似てるの〜?」とネットで聞かれる際には、「ガチャピン」だと答えるのがあたしです。 えー。視力の話ですね。 右が「0.2の近視乱視」 左が「1.2の遠視」 いつ測ったか忘れましたが、とにかくガチャガチャでして、運転免許を取る際に視力検査しますね? その時に一人だけ別室に連れていかれまして、視野計なるもので視野の範囲を測られてしまいました。 酷い差別ですっ!両眼で0.7あれば良いんではなくて? ってことで、あたしは眼鏡を持ってはいますが、10年以上も前のものなので役に立ちません。裸眼で運転バリバリです。
そんなあたしは、一日中PCに向う仕事を10年以上やっております。 数年前、あたしはランドマークの一室にある会社に勤めておりました。 あの、横浜美術館のお隣のビルです。その頃はまだ、周りが開発されておらず、見晴らしの良い環境でした。 お隣の美術館には、仕事中に抜け出し、一人で行ったりもしてました。 仕事は、なかなかハードで夜遅くってこともあり、帰り道にはカップル、またカップル。ハートが見えるんじゃねーか?と思うほどでありました。 夜景をご覧遊ばせてるんでありましょう。カップル鈴なりの中、一人で疲れた顔して歩くのが嫌で、同僚を待ったりして無駄な抵抗を試みていた季節もあります。
そんなある日、オフィスから夜景を眺めて同僚を待っておりました。 外は美しい。カップルじゃなくても心奪われる光景であります。 同僚が「お待たせ」と隣にやってきました。浸っているかのようなあたしに「珍しいじゃん」と言います。 あたしは、その恵まれた景色の中に居るにも関わらず、あまりメルヘンな性格を前面に出せない故、外を眺めるなんて仕草を見せた事が無かったんでしょう。 ええ。あたしは、浸っていませんでした。ずっとずっと見つめつづけ、疑問に感じていた事を口にしました。
あるひ:「ねぇ、あれ、キレーね。なんのオブジェだろう?」
同僚:「ん?どれ?」
あるひ:「ほら、あそこで赤とか白とかキラキラしてるオブジェよ」
同僚:「オブジェ・・・・・・・ねぇ、もしかしてそれって・・・・・・ 道じゃない?」
ええ。ええ。ええ? あたしは、坂道に渋滞する車を見つめ、それをオブジェが建ってる物と思い込んでいたのであります。 その後の同僚が「オブジェに見えるなんて、さすがだね〜」という言葉が如何なる意味であったのか・・・
その会社、あたしにしては意外に長くおりました。よって、マイペースをかもし出すのに時間は掛からず、ついうっかり色んな言葉を発していたのですな。 例えば、ある日、転職してきた男性がおりました。その頃はマンションの一室がオフィスであり、みんな当然靴を脱ぐのです。 彼は、後にはそのキャラで人々を魅了しますが、その時点では異様さに人の興味を惹いてしまうタイプでありました。 その会社。第一言語が「英語」でありました。ええ。唯一喋れないのはあたしだけ。 そんな中で彼の上司は外人さんでした。その上司がベラベラ英語で話し掛けます。 彼は、声を発しません。「こいつ、もしや英語分かんないの?」と訝しげに皆の視線が集まります。 と、そこで外人らしく上司が「ニックネームは?」と聞きます。 そのとき、やっと一言。「タカ・・・」と彼は答えました。
彼のいない昼休みは、彼の話題で持ちきりでした。決して誰も、彼を「タカ」とは呼びません。 数ヶ月経っても、その上司ですら、彼を「タカ」とは呼ばず、あたしが勝手に付けた別のあだ名で呼ばれることになりました。 彼は無頓着だったのでしょう。そんな事も気にする様子はありませんでしたが。 更に無頓着さを出していたのは、彼の靴下でした。 スーツと靴下の色。合ってない人居ますね?あれ、あたし的には非常にNGです。 その本当は「タカ」君が履いていたのは、3足1000円であろうと思われるカラーソックスであることが、まず話題に上りました。 女性の視線は厳しいものです。 更に、そのソックスの状態が問題でした。親指姫が顔を出す。そんな事は、たまにあります。 朝、大丈夫でも、通勤途中で履いている内に開いちゃったなんてこと、あたしだってあります。 でもね。かかとが擦り切れているのは・・・あきらかに、一日にして成らずです。 「あいつは、貧乏だ」とか「だらしなさ過ぎる」とか「きっと髪も洗ってない」とか、とにかく色んな事を言われるハメになりました。 彼が、もう少し愛想がよければいいんですけどね。無愛想なんで余計に言われるんでしょ〜ね。
そんな中、あたしは大抵そういった話に参加せず、ただ笑うだけだったのですが、あまりにも可愛そうなんで庇ってみました。
あれは、穴では無い。繊維質が残っているのだから、メッシュなんだ。 ほら、ガーゼに似てるじゃあるまいか。 メッシュはいいぞ。夏場は特に涼しくていいっ! あたしはかかとにシモヤケが出来ることがある。 その逆に、かかと水虫対策かもしれないじゃないかっ! 水虫、うつったら嫌でしょ? 水虫よりもメッシュの方がまだ宜しいかと。
あたしの説得が功を奏したのか、それ以来、彼の靴下は「メッシュ」と呼ばれることになりました。 そんなあたしは、外人さんに「スゥィ〜トォ〜♪あるひ、スゥィ〜トぉ〜♪」と連呼される日々が続くことになります。 それが、如何に影口を叩かれる人物に対しても「甘い」という意味であったのか、同僚が教えてくれた「優しい」という意味であったのか、はたまた「食っちまうぞ」という意味であったのか。まー、食っちまわれなかったのでそれは無いか。 そんな上司がやはり転職組みで来た際に、英語の話せないあたしは、なんとかコミュニケーションを取ろうとネクタイを指差し 「ライオンキングだー」と言ったところ「ジャスト ライオン」と返され凹んだことも。 プロミスの看板は、それでもあきらかに「ライオンキング」にしか見えないのは、誰もが思いつくことであろう。
事ある毎に、あたしは色んなものを何かに見えると言い出すのがリラックスしている状態なんですわ。 本人は、それが普通であるからして、例え他人が違うと言っても「ダメだなぁ」と笑い飛ばす故、細かい例は覚えていないのが悔しい限り。 でも、これも皆が頷くであろう例は 「プリッツは、キリンの足に似ている」って事だろう。
そして、あたしがその頃いた『横浜ランドマークタワー』は絶対!絶対!誰がなんと言おうとも
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