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2002年06月20日(木)

育成された背景には・・・

昨日は、ひたすら見積太郎で忙しかった。残業までしちゃったぐらいだ。
最近、暇こいてるから、たまに仕事をするとキィーキィー言いたくなる。困ったもんだ。
して、社長様と久々に会話をした。

我社長:「夏の賞与のことでお知らせがあります」

あたし:「げっ!残念なお知らせがあるんですね」

我社長:「ええ。ここ三ヶ月ほど暇な事はキミも知ってる通りだ」

あたし:「へぇ。存じております。連絡が無いと、会社が潰れてるんじゃないかと不安です」

我社長:「いや、潰れることは無いんだけどね。今日も朝から営業行ってたんすよ」

あたし:「それは、それは。ご苦労さまです。して、お知らせとは?」

我社長:「頑張ったんだけどねぇ・・・半分ぐらいってことでご勘弁を」

あたし:「はぁ・・・まぁ、いいや。車のローンが払えればそれで。」

我社長:「6月末の給料と一緒に振込みますので・・・」

あたし:「ああ、大丈夫。ローンの引き落としは8月12月にしたから」

我社長:「じゃー、振込みは8月末ってことで」

あたし:「何、ぬかしてんじゃぃっ!」

我社長:「(高笑い)うひゃひゃひゃひゃっ。で、見積なんだけど云々かんぬん」

    補足:我が社長は、人が嫌がると喜ぶ性質なんす(TT)

あたし:「おお。やっとくから。そーそー、この間さ、我姉妹に「教を唱えながらっていう子供の話」したら、ウケてたぞ。」(臨時ニュースを聞いての頁参照)

我社長:「ん?そんなことあったっけ?」

あたし:「あったさ。ほら、太郎君だよ」

我社長:「ああ。でも、今はそんな事は無いですから」

あたし:「なんだ。止めちゃったの?」

我社長:「止めさせたんだよ。みっとも無いからって」

あたし:「へ?そりは・・・宗教を冒涜してるとか、そういうことでは無くって?」

    補足:神聖なお経をふざけて使っちゃいけまんって普通は怒るよな

我社長:「ちげーよっ!そんなの幼稚園でやられてみろっ!あそこの家は○○(宗教名)なのよ。って噂になっちまうだろ」

あたし:「ぎゃはははっはっ!(宗教)やってるって思われたくないんだっ?」

    補足:彼は宗教が大嫌いなので「一緒にされたくない」らしいです

我社長:「当たりめーだろっ!今、俺がこうやって社長やってんのも、偉そうにしてんのも、全部「信心のおかげ」にされちまうだろーがっ!」

    補足:偉そうにしてるっていう自覚がこってりあるらしいです

あたし:「うひゃひゃひゃひゃっ そりゃ、堪らんわな。あと、選挙の話もウケてたぞ」

我社長:「おお。俺の一票で差し引きゼロで相殺しないとな。」

あたし:「素晴らしい。あ、そうそう。最近人のHP見てたらさぁ、云々(内容説明)社長さんと同じことしちゃった人がいたよぉ〜」

    補足:過去の社長の珍事件と似た話を、先日発見したのです。


我社長:「ああ。まぁ、良くやることだな。そういうことは、良くあるぞ。」

あたし:「いや。無いですっ!(キッパリ)思わず同じ人間か?って疑ったわ」

我社長:「ちなみにぃ〜。俺の最近のお気に入りは『相談フォーラム』だ」

あたし:「人の悩み相談を見てるんかぃっ!」

我社長:「おお。これを見て明るくなろうと思ってな」

    補足:社長は、あまり良い人ではありません(TT)

あたし:「人の悩み見て、元気出すんじゃねーーーっ!!!」

我社長:「いや〜っ!世の中にはこんに悩んでる人が居るのかって思うとな、頑張ろうって気持ちになるって感じぃ?」

    補足:社長は、時々古臭いギャル語を使います

あたし:「世の中には、上には上がいて、俺の苦労なんか屁でもないってかっ」

我社長:「ぉうっ!リストラされて。子供の教育について。要らない贈り物。お前は堺正明の元妻かってんだぃっ!ひゃひゃひゃひゃっ」

    補足:社長は、テレビのワイドショーとかに突っ込むタイプです

あたし:「もしや、それは相談タイトルを読んでらっしゃるの?」

我社長:「そうだ。他にもな・・・(タイトルが続く)」

    余談:社長は早口が得意で、早読みも得意です。しかも正確です。

あたし:「ん〜なもん、読んでないで仕事しろっ!」

    補足:いつもは、あたしが同じ台詞を社長に言われます

我社長:「仕事ねーんだよっ!!!!!」

    感想:社長が威張って良いところではございません

あたし:「ああ、そうだったな(TT)」

我社長:「今、送ったから」

あたし:「げっ!なにすんだよっ」

我社長:「じゃー、俺は忙しいんだよ」

あたし:「あたしは、見積で忙しいっつーの」

    補足:あたしは営業じゃありません。社長の片腕でもありません。
        だのに、平気で見積を放り投げて寄越すのが社長です。


我社長:「俺は、これから「3年間ブラブラ」ってやつを見るんだから」

    補足:お気づきでしょうが、社長は人が悪いです。

あたし:「くぅ〜〜〜っっ。(悔しがる)じゃーなっ」

我社長:「はい。よろしくーっ」

    補足:信じられないかもしれませんが、社長は基本的には爽やかです

そして、電話を切った後で届いたメールには、相談フォーラムのURLが貼り付けてありました。
補足:社長は独創的な観点で見つけたURLを、時々勝手に送ってきます
律儀にも、観てみました。「3年間ブラブラ」の正体が判明します。
「家族が仕事をせずに、家で3年もブラブラしている」という相談内容でした。
ええ。読みました。こってり読みました。何やら、おエラそーな先生の回答も読みました。
あたしは、悩みの内容よりも、先生の回答に笑っちまいましたがね。
だって、その程度の回答なら、誰でも答えるっちゅーのっ!って感じのことにしかなってなかったんすもの。
原因を聞き出してみましょーみたいな。原因が聞きだせるもんなら、きっと解決方向に向ってるんでねーの?っていうのが、あたしの感想でしたな。

いや、しかし。人の悩みや、その人格に問題がある場合、やっぱり育った環境、背景から知る必要があるのでしょう。
あたしは、よく、「理解しきれん」と思う相手に出会うと、背景を知ろうとしたりもします。
捻くれてる人。すぐに疑う人。悪い方向にしか物事を取れない人。等々。
確かに、問題あります。その環境じゃぁ、まぁ、致仕方ないかね。と思える方もおります。
多少、考慮してもいいかしらね・・・と、そういう方には出来る限り広い心を持って接するように注意を払うことにします。

よって、あたしは、出合った頃に、この人格に問題がありそうな人物。
人が嫌がるのを見て、楽しむ人物。
「嫌なやつだなぁ」と怒ると、とても喜ぶ人物。
そんな我社長の背景を知りたいと、色々な話をしました。

結果。我社長の答えはこうでした。

「だって、習っただろ?幼稚園の時に

 『人の嫌がる事を進んでしましょう♪』 って」

いや。よくある話ですな。よくある話ですか?
我が社長はまさに実践したんすよ?

『人の嫌がる事を進んでする人間』
『人に嫌がられる事を進んでする人間』

それを、彼は目指して大人になったんですわ。
だから、「お前、嫌なやつだな」って言うと、すごく誉められてるって喜ぶんです。
我社長は実際に、小学校の時に先生から「どーして嫌がることするのっ!」と注意されて、本当に「人の嫌がること〜」って習ったもんっ!って答えた人物ですわ。
で、ついでに減らず口が過ぎる子供に困ったんでしょう。「少しは黙ってなさいっ!」と怒られた時には、「だって、黙ると死んじゃうんだも〜〜〜んっ」と抵抗したガキですわ。
ま、他にもモロモロあります。また、今度の機会にしますけど。

で、ですね。
昨夜、テレビニュース観てました。宗男さん。逮捕ですかね。そのときに流れた言葉にピタリと、お風呂に行こうとしたあたしの足は止まりました。

「笑う。怒る。泣く。喜怒哀楽の表情を惜しげもなく前面に押し出してきた宗男議員。その資質をつちかった背景には何があったのでしょうか・・・」

・・・・・・・おおおおおおいっ!!!!!!!
そんなん、分かるんかいなーーーーーーっ!!!!!!!!
ってか、分析して、どーするんだ〜〜〜〜〜〜ぃっ!!

同じ家庭環境で育ったって、背景が同じだったって、兄弟で性格は違ってくるわな。
我姉妹は喜怒哀楽を「惜しげも無く」出すタイプじゃぞ。
あたしは、喜怒哀楽を「出し惜しむ」タイプじゃぞ。
いや、出し惜しんでは居ないんだけど、リアクションが薄いんじゃ。
それぞれの成長過程で、もっともっと色々あって変わってくるんじゃないのかい?
たかが、地元の評判やらなんやらを聞いたところで、分かるもんかいっ!!!
けーーーっっ

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