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2002年05月22日(水)
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その単純さがステキ |
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どうやら、購買意欲は伝染するらしい。我母上まで車を買い換えることに。 先ほども、お昼を一緒し終わったところで本日契約に来るハズの営業君に電話。
我母上:「何時に来るのよ?」
営業君:「多分・・・2時半ごろに・・・」 (時刻は1:20)
我母上:「じゃぁ、そっちに判子持ってけばいいんでしょ?周ってくよ」
営業君:「いや・・・なんとかんとか(とにかく行きます形)」
我母上:「ふぅん・・・じゃ、2時半ね。早くしてよね」
営業君:「出来るだけ早めに行きます(みたいな)」
我母上:「じゃぁねー (つまらなそーに)」
すかさず電話を切った母上に、あたしはツッコミましたがな。
あたし:「営業マンに「じゃぁねー」って言う人も珍しいよね」
我母上:「あら?そう?だって、あたしにとっては子供みたいなもんよ」
だそうで・・・まぁな。娘より年下だけどさ。営業君・・・ でも、他人だし。なんだか偉そうな感じの割には親しんでるし。 その考えなさ加減が、母上の持ち味なんでしょうがね。子供はビックリなんだわ。
母上の車とあたしの車は同い年。よって、二人して車検通すかなぁ・・・なんてボヤいてた。 基本的には、父上が生きていれば自動的に車検=買い替えだった母上だけど、やはし色々まぁあって。 娘のあたしが「お金かかるから車検通すわ」と一度決心したことで、多分母上も「はっ!そうよね。贅沢は出来ないわね」なんて思ってあきらめてたことだろう。 が。いきなりの「新車買います!」「契約しました!」と娘がやらかした。 いや、いいんだよ。 「ここで買わないと、後いつ買えるか分からない」とか 「カーナビが無いと、どこへも行けないから」とか そんな言い訳しなくていいんだよ。 だって、単なる 連鎖反応 でしょう? 大丈夫よ。母上の単純さは、誰の目にも明らかだから。
しっかし。B営業マン君にとっては、大得よね。 あたしが契約をする時に、彼は母上にいぢられてた訳。 我母上:「そ〜いえば、彼女どうしたのよ?」 営業君:「いやぁ〜、それが結婚することになったんですぅ」 我母上:「なんでまた?」 まぁ、驚くのも失礼だけどさ。 営業君:「実は、出来ちゃって・・・」 一同、大爆笑してあげちゃったのよ。 したら、すかさず営業マン君言いました。 営業君:「なので、お祝いってことで、もう一台♪」 元々は母上に「買ってくださいよ」状態だったので罠に嵌めようとなされた。 しかし、そこでは母上は「ダメだよ。お金無いもん」と却下。 さらには、あたしの「予定外の娘が買うからそれがお祝いだよ」にめげたものだと思ってた。 だのに、だのに、だのにだよ? 翌日、めげない営業君は、ちゃかちゃか実家に顔を出してきたそうな。 そして、結局母上は購入を決意。 まさに芋づる式! ネギカモ状態!
「カモがネギしょって」じゃないので御注意を。 元もとの「カモ」は、母上だったのね。(体系的にも母上がカモ) そこへ、「ネギ」がヒョロリンと現れた。(体系的にもあたしはネギ) 営業君にしてみたら、「ネギ」が買おうかしらん?って相談してる側で、「グワッグワッ」言ってた「カモ」までも捕まえちったって訳よね。 営業君も、お付き合いがある程度長いので、きっと母上の性格知ってたんでしょ。 まんまと引っかかった母上。
でもね、営業マン君も、なかなかステキなの。 一時はどうやら彼女と上手くいってなかった風なのね(母上談) なのに、出来ちゃいましたぁ〜って結婚なさる。 「作っちゃったのぉ?」ってこっちが言っても 「いやっ!出来ちゃったんです」なんて、無責任風に言ってたクセに。 「子供が出来たって聞いたときって、どう思うものなの?」って質問してみたら 「いやぁ〜。嬉しいもんすよっ」 と契約が取れた時の数百倍の笑顔で答えておられた。 あたし、思うんだけど。こういう
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