2002年09月19日(木) |
授業7日目:看護過程 |
アンビリバボーみてました。 筋ジスの方の強さには、いつも驚かされます。 …どうも私には、脳疾患の症状が先入観として染み付いているらしい。 考え方、変えないとだめだな。と、思いましたよ。
さて、授業。 看護過程も昨日の老人看護と同じく、知っている授業だったのですが、 なぜこっちは面白いのでしょう? 話し方(教え方)なのか、私に看護過程の知識が不足しているのか…(両方なんじゃ…)
さて、15分近く遅く始まった授業でしたが、資料を忘れてきたらしく、色々言い訳してました。 実写投影機準備していたのに、使いませんでした。 明るいままだったので、眠気防止に良かったんじゃないかと…寝ていた人はいましたけどね。
内容は現在の看護過程の課題とか、看護理論・モデルの説明とか、ロイがメインでした。 何でも三月にアメリカに行かれたそうで、もしかしなくても、お偉いさんですね。 とても気さくでそうは見えなかったんだけど…
クリティカルシンキングとかPOSとか、盛り込んで説明。 ま、ちょっと書きますが、看護関係でない人には、きっと訳判りませんよ。★〜★ ★ 現状の問題は知っての通り「アセスメントが出来ない」に加え「介入方法のレパートリーが少ない」「その方法の効果が立証できていない」という事。 やっぱりアセスメントは重要。そこがしっかりしないと、治療でいう誤診の可能性が高くなります。 医療に関してのインフォームドコンセントは行われるようになったのに、看護に対しては患者の同意はないのが現状。 精神・心理面への援助については、患者への説明はどうなんだろうという疑問は残りますが、そんな事言ったら、癌告知とかの問題はどうなの?って反論されそうですね。 まぁ治療と看護ってそのまま比較できるものでもないですけど。 そうそうアセスメント。 情報収集をどうするのかも重要課題。 今後、カルテ開示に向けて、個々の看護に必要な情報だけをとるべきなのでは? 現在は病院の様式に沿って、アナムネ聴取しますしね。 聴取内容がプライバシーに関わるなら尚更かな。 で、基本の5W1H。事実を聞くのは結構難しい。 予約入院される方は比較的とりやすいんだけど、緊急入院は家族からしか聞けないし、その家族もパニくってるし… わざと既往隠す人とかもいますしね。 まぁしっかりと情報をとり、しっかりと分析をする。 ここで簡単に決めつけてしまうと、誤診の可能性大。 術前だから不安があるなんて先入観はいけないよ。と。 で、介入。 アセスメントをしっかりとっていれば、どう介入すれば効果的かなんて判るはず。 勿論その前の目標設定もできますね。 まぁだからアセスメントが難しいんですけど。 で、今後看護ケアの点数化とか(今はまだなってないですよ)患者にケアを選択させる事が重要。 だから精神面…という疑問はひとまず置いときます。 後、看護ケアが患者に与える効果が、どれだけのものなのか?リスクは?なんていう研究が進んでないのも又問題。 で、評価をしっかりとしていく必要がありますね。と。 ★ ま、 自分のケアが相手に与える影響をしっかり考えていきましょう。 看護師免許もその内更新制になるよ。 専門化としてPt・FaのQueサインを見逃さないように! 学生の基礎実習では、実感できる結果が必要(それが学生に大きな影響を与える)
さて、明日まで。頑張ってきます。
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