|
|
■■■
■■
■ なぜ僕はここにいるんだろう。
“白く滲んだため息に知らされる時を繰り返しながら ふと思うのさ なぜ僕はここにいるんだろう。”
【瞳の住人】
ラルクの新曲が出ました。
私も日記にちょろちょろと書いていますが、 彼らの音楽を聴く人の中には、その詩のファンもかなり多いと思います。
それは相当奥深く、これだけでも十分いけるんじゃないの?と思うほどで、詩人だと思っています。 ダブルミーニング、曖昧さ、アイロニー、情景描写、その世界観。
今回のリリックは甘いだのストレートだの言われ、そのことで悲しくなるファンも居るようですが・・・。 (確かにとっても甘いけどね(笑)) ハッピーエンドの詩でがっかりしている、私もどうかとおもうけど。 幸せでくやしぃーっていうんじゃなく、誰もが描けるハッピーな世界じゃなくて、それでもどこか冷めている 裏の見方ができる詩がすきなんだってことですね。
私は、自分にリンクする部分だけで十分(これがかなり多いのだもの。)なので、 深ーく深ーく読むことはないです。 読めば読むほど幾通りのもの解釈ができるし、それが狙いでもあるんじゃないでしょうか。
“雪のように空に咲く花のもとへ”
「あぁ、また逝っちゃったよ・・・あの世で結ばれるといいね」 ともとれるし、
「え?お花見に連れていってくれるのん?うれしぃーッ」 ともとれるってことですね。
どっちでもいいけど(いいのか?)、
“僕には今もきっと何かが足りない” とか “なぜ僕はここにいるんだろう” とか
もうどこか満たされていない感じや欠けた感じがかもし出されていると、ついつい、 「う。やられた・・・」と思ってしまうのですよ。私は。
2004年02月20日(金)
|
|
|