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■ NICUスタッフより 未来のお母さんがたへ
その人にとっていい病院というのはおそらく、 最悪の結果になったとしても「ここでよかった」と思える病院のことだ。 正常なお産で何もなければ、どこだってたいてい「いい病院」と言いたくなる。それは「いい病院」なんじゃなくて、お産する側がたまたま「いい状況」だっただけのことだ。
アロマがいいとか、ご飯がおいしいとか、 口コミや条件を考えすぎて、本来の目的を見失わないでくださいね。
いちばん大事なのは、母子ともに納得のできる生存をすることですよ。
要するにアレだ、 「あそこだけは絶対にやめとけ」っていうクリニックが、 インターネットにも現れてないけど確実に存在するということですよ。
つらい目にあった人たちは、幸せな過去の他人の書き込みがされているところに出没するんじゃなくて、 裁判所とか、自宅で泣き寝入りして存在し、もしくは子どもの看護に全ての時間を捧げているためにそういう口コミに出てこないだけですよ。
いっつも、かなり手遅れになってから送ってくるあのクリニックからの赤ちゃんを見るたびに思うことだ。 正直、どんな病院に送っても、手遅れであればあるほど意味がないのと、 救えるはずの命がいつまでたっても良い状態で救えず、その事態の深刻さもわかっていないおそろしいクリニックって存在するんだよということです。
全てが終わったあとに泣くのは、お母さん自身と、その家族です。 そしてそれは場合によっては一生続きます。
「どこがいい」は無いけど、 「あそこだけはやめろ」はあります。
「どこがいい」かを探すのではなくて、「どこがヤバイ」かを見極めるのが、大事です。 なかなか表には、出てこないけど。
2014年11月10日(月)
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