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■ 初めての
はじめての受け持ち患者コミュニケーション実習
たった三日間だった。
本当は、「もう大丈夫や」いうて退院するまで、ちゃんと歩けるようになるまで一緒に頑張りたかったなぁ。 なんか、感情移入しすぎていかんなぁ・・涙が止まらん。 たった三日間だけなんて、短すぎだよ。 せめて、あの患者さんが一人で歩けるようになるまで一緒にいたかった。普通にずっと座ってられるようになるまで一緒にいたかった。 そして、達成できたときに一緒に喜びたかったなぁ。 共有した目標を、最後まで一緒に共有していたかった。
お見舞いとか、行ったらあかんのかなぁ。 ああ、でも今はしんどいからお見舞い断ってたんだっけ。
せっかく笑顔見せて色々話してくれるようになったのに。 毎日30分でもいいから、来て話したい。
なんだろなぁ、自分、おじいちゃんとかおばあちゃんとかとそんなに関わりなかったから、余計に色々話したい。
明日はもう、お別れだ。 さみしい。大学生にもなって、こんな幼いこと云うのもなんだけど、 ―――さみしい。
こんなに頑張って患者さんのこと色々考えて、思ってみれば身内以外の誰か一人のためのことをこんなに思ったことってなかったかもしれない。だから余計に、お別れが辛い。辛いと思ってるのは私だけで、勝手に私が盛り上がってるだけかもしれないけど、つらい。
73まで自転車乗ってた83歳のおばあちゃん。今日やっと痰も自分でちょっと出せるようになったね。 歩行訓練でも、昨日よりたくさん歩けたね。もうちょっと歩けたら、トイレまで行けるよ。息のあがるのも少し遅くなったね。 歩いている間の表情も、ずっと軽やかだった。 今日は尿道カテーテルも抜けて、行ってみるとドレーンも抜けてたね。横向きやすくなったよね。 ポータブルで排尿をしてみたよね。がんばってる。その後少し座ったよね。ずっと座りたかったもんね。 まだちょっとお腹のつっぱりが残って痛いけど、昨日よりはましになったって云ってたね。 上までずり上がる早さも、昨日より少し早くなってたね。でもちょっと頑張りすぎて、お腹がまた痛み出してたね。左のお腹はそうでもないけど、右とか右上のお腹のあたりが痛くてよく手をおいてたね。 「よくならんと困る」早く退院したくて、早く元通りになりたくて、歩けるように色々してたよね。 それを最後まで見届けたかった。一緒に最後までいたかった。
「学生がほんとに頑張ってるんですよ。私だけ抜けるわけにはいかない」と、他の先生からの専攻での何かの誘いを断る先生にも、涙が出た。
2004年07月02日(金)
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