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■ 「DNAの塩基は4種類もいらない」だと?
聞き捨てならん。
生命の設計図、DNAは四種類の塩基(ATGC――アデニン、チミン、グアニン、シトシンだ――)と糖とリン酸から構成されているのだが―― この四種の塩基のうちの一つ、アデニン(他の三種に比べ大きな働きを担う)のアミノ基を酸化してイノシンという物質が得られる。そのアデニンとイノシンだけからでも二重らせんが作れる、と云うのだ。 「DNAの塩基は4種類もいらないかもしれない」って、 そりゃ2種だけからでもDNAが組み立てられるかもしんないけど、 組み立てられりゃいいってもんじゃないでしょ。 DNAにはその生命体を構築する為のプログラム役があてがわれてるのは尤もだけど、 そのバリエーション豊富な生命設計プログラムを通して種を如何に持続・発展させるかという使命も担ってるんだろ?いわば究極を模索し続ける、永遠の試行錯誤。 それを足蹴にするような事云ってどうすんのさ!! 2種類でいいわけないでしょ?!塩基がずっと4種類だったのにはきちんと理由があるんだってばきっと!! 「自然がつくったものが必ずしも最高のものとは限らないのです」? じゃあなんでそういう「最高のものとは限らない」ものがこんなにも命を発展させられてるんだよ。その歳月たるや(同じ生命の尺度から見ても)伊達じゃないよ。 たいしたことないモノだったらとうの昔にみんな滅びてるっつの。
それから。 タンパク質は20種のアミノ酸から出来ているのだけれど、それも12種くらいまで少なくできるかもしれない、と。 そりゃ材料を簡素化すりゃあするほど扱いやすいから?ヒトの手で生命を作り出し易くなるだろうけど?(それでも出来るかどうかは甚だ疑問だけれど) 「グルタミン酸とアスパラギン酸は形もはたらきもよく似ています」からそういったものを一つにまとめようとするってのはどうよ。 そりゃ「今」!「我々の」目から見たらそうかもしれない。 けど! 重大な事実や本質はいつも後から発見されるもんでしょ。 もしかしたらグルタミン酸にはアスパラギン酸にない特別な効能があるかもしれない。そしてそれは、ある特定の条件下で初めて判るようなものかもしれない。 いっしょくたに扱っていいものだとは思わない。 分かれているのにはきっと理由があるに違いないと思う。
専門化が進めば進むほど見方がどんどん一面的に削られていく。 その奥にあるもののもっと大きな意図を理解したい。
――たいして何も知らんのに突っ込んでいける愚かさと無謀さは餓鬼の特権よ。
2003年01月23日(木)
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