気まぐれ雑記帳。
< 2003年05月18日(日) > 5月の花火。(&夢 No.029+No.093)
昨日は色々と疲れた上に時間がなかったので日記は諦めました。 というわけで本日まとめて書いちゃいます。 メイフェスト。成功に終わったと思います。 朝もはよから(※10時半)友人たちが集まって、まずは浴衣の着付け。 予想外に時間が掛かって大変な騒ぎ。 とりあえずバタバタと出掛けていきます。 私は豆つかみコーナー担当でした。Y子と一緒に。 時間計ったり豆の数を数えたり景品渡したり。そんな感じでした。 そうしたらアジアン系ばっか集まってきちゃって大変×2。 一分間制限時間なんですが、20個オーバーの景品が一瞬にしてなくなる。(苦笑) だから10個以下の景品を2個あげることになったり。大変×2。 それに飽きたら(をぃ)二人で看板掴んで宣伝の旅に出ました。 (というか正直他のところを回りたく/以下伏) 浴衣着てるので結構注目度高かったですよ。看板娘って奴だ。 浴衣結構好評だったみたいです。 道行く知り合い全てに声かけられました。 そして、見知らぬ人に写真何度も頼まれました。 やっぱ浴衣はいいなと思った。色々な民族衣装も素敵でしたが。 担当の時間が終わったら、即行で食べ物探しの旅。 朝ご飯で既に普段の3倍ぐらい食べたのに(暴食モーゲン)、お昼が有り得ない量です。 韓国のお好み焼きっぽいやつとビーフンっぽいやつ、 インドのサモサ、フィンランドの魚と卵の微塵切りしたやつ乗っけたパン、 オーストラリアのなんかしょっぱいものを塗られたパン、 ノルウェーのハムロールと特性チーズ乗せたクラッカー(フリーだったので3つ食した/コラ)。 この特性チーズが美味しくて!!感動泣きしそうな上手さ。(いや、マジで) それにビスケット合わせて食べるとまた美味しくて!!泣けてきた。 マジで美味しかったです。全部。 私的にノルウェーがイケてた。インドネシアも美味しそうだったけど買い損ねた。無念。 終わってからは花火を見に行きました。日本デーだったのです、デュッセルの。 ドイツ人も混じって盆踊り踊ってました。見ててこっけいで面白かったです。(微笑) 打ち上げ花火はマジで感動しました。さすが日本の花火は凄かったです。 なんとも言葉では言いがたいぐらいの衝撃。 みんなでライン河沿いにばーっと広がって。 なんでいうかね、3D映画の中に入ったみたいな。(謎) 花火が降ってくるのが自分に近付いてくるみたいな感じで。引っくり返るかと思った。 スマイリーとか猫とかハートとかの形のもあったし。 色変わるのとかキラキラ光るのとか二段花火とか柳型のとかえーっとえーっと。(しどろもどろ) ラストはとにかく凄かったです。 下からバーッと吹き上げて、ドンドコドンドコ連射して、最後に大きいのがドーンと一発。 凄い振動でした。服とか地面とかびりびり震えたし。 帰り道、信号から街灯まで全ての明かりが花火に見えた。 目がチカチカして大変でした。(いや、マジで) なにやら色々と日本っぽい一日でした。 行事沢山で疲れました。帰宅は12時だったし。ひふー。 本日は、一日中本読んで笛を吹いてました。 目標はジャガーさんです。(無理だ/エレキギターなんて不可能だぜ) それじゃ夢百題です。 昨日の分とあわせて2つ消化します。 一つ目は『あのときああしていたならば。』にします。 キャラは荒井先輩で。 最近多くてスンマセン。好きなんですよ。ふへへ。(←?) ****** 「……」 「わー、あれも美味しそうだよ!」 夏祭り。 いくつも並ぶ屋台の前を通り過ぎていく。 友人に浴衣の裾を引かれる私は、 本日何度後ろを振り返っただろう。 来ない、のかな…。 期待と不安が、さっきからグルグルしている。 町でも随分有名なこのお祭りには、 知り合いも沢山訪れる。 現に、既に何人もクラスメイトと擦れ違っている。 「お、お前ら浴衣じゃん!」 「へへ、似合う?」 「うんうん。綺麗だぜ、浴衣がな」 「あー、そこ強調しないでよ!」 桃城武、話し易くていい人。 確か隣のクラスのテニス部だと思われる人が横に居る。 「それじゃーな」 「バイバイ」 手を振った後、もう一度振り返ったけど誰も居なかった。 屋台で並んでいると、またクラスメイトに合う。 クラスの問題児とも言える二人組だ。 「林と池田じゃん」 「お、お前らも来てたんだ」 「そりゃ、これに来なきゃって感じでしょ!」 話してる間、私は随分とキョロキョロとしていた。 それは自分でも知っている。 二人の後ろを除くけど、影は見えない。 「ね、今日は荒井は一緒じゃないんだ。珍しいね」 「あぁ、アイツは来ないんじゃねぇの?人込み嫌いだし」 ……そっか。 今日、来ないんだ…。 なんだか胸に穴が開いたような気持ちがした。 「じゃな」 「うん。また学校でね」 そうして、二人は歩いていった。 もう無意味だと分かった私は、振り返るのをやめた。 浴衣の袖の裾を掴んで、ぷらぷらと振った。 ちょっとぐらい話出来ないかなとか。 浴衣姿見て欲しかったなとか。 上手いこと一緒に行動できないかなとか。 色々期待してたんだけど、どうやら無理のようです。 「(そっかー、来ないんだ…)」 学校に居る貴方を、思い出す。 たまにする何気ない会話。 『夏祭り、来るよね?』 それだけの言葉、言っておけば良かった。 誘えば、かったるそうな顔しながらでも来てくれる人だから。 「おぁー…ミスった」 「何が?」 「いや、こっちの話」 胸の内で深く後悔して、一つ溜め息を吐いた。 最後にもう一度後ろを振り返ったけど、 あるのは溢れかえった人の波だけで、 探し物はどこにも見当たらなかった。 ****** 某氏はやってきませんでした!(爽) 学校から家近いのになー。走って3分だろ、ありゃ。(詳しい) というか、メインは我が友人なんですけどね。 昨日誕生日だったんだよ。(しまった、おめでとメール送る暇なかった!!) 盛大にお祝いしてやろうと思ったら、来ないし!! ぶー。二人してなんだよぅ。(←いじける権利なし) 最近2−8がすっごい好きだ。 二つ目は『火遊び』で。 タカさんで行こうかな。未だ使ってないし。 幼馴染設定でいこう。美味しい。 ****** 『ヒュルルル…ドーン!』 「うわー。聞いた、今の?」 「聞こえたよ」 隆の部屋に居る私達。 花火の音を聞きつけて、外に出た。 その時、丁度二発目が上がる。 空に広がる、虹色の花。 「おぉー。スゲースゲー」 「綺麗だな。夏の風物詩だし」 うちわをぱたぱたと仰ぎながら、 首が痛くなるくらい上を見上げる。 二人で肩を揃えて、空を眺めた。 『ヒュー…ドンドン』 「あ、二段花火だっ!」 「うん」 遠くの方で上がる花火を見る。 今頃打ち上げをしている川沿いには、 凄い人なんだろうなと想像する。 この場所からは随分遠いながらも、それは凄い迫力だ。 まるで、一つ一つの星が自分に向かってくるような。 降り注いでくる灯りに圧倒され、 引っくり返りそうになった。 そうして、約30分間。 空に広げられるショーを、 私達は完成を上げたり拍手しながら見た。 「凄かったね!」 「うん。凄く綺麗だった」 二人で笑顔を合わす。 遠くへ行かなくても見れるなんて、何てお得。 そして一緒に見れるなんて、何て幸せ。 「それじゃあ、締めはこれかな」 「お、待ってました!」 隆は、玄関から花火を持ってきた。 その花火というのは…線香花火。 一つに火を灯し、それを分け合う。 「打ち上げ花火とかさ、そういうのも綺麗だけど」 「これが、一番落ち着くよな」 「そう、それ」 サンダルを履いた足元に屈み込んで。 二人でチラチラと揺れる炎を見た。 それは凄く小さいんだけど、 なんか、和むというか…大好きなんだ。 「打ち上げ花火から、この線香花火までを合わせて風物詩って感じ!」 「そうだな」 紺色の空をちょっとだけ見上げた。 顔を下ろすと、丁度線香花火の玉が地面に落ちるところだった。 落ちてしまった花火だけど、何故か笑顔を向けたくなった。 ****** 手に持つ花火の中では線香花火が一番好きかな。 しかし、そんなことを考える余裕もないくらい昨日の花火は凄かったですが。(笑顔) でも、まあこんな火遊びもありだろって話。 しっかし、二つとも時期はずれで御免なさい。(滝汗) ↓知ったかドイツ語講座というなのエンピツ投票ボタン。 |
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