michiyonのしあわせ探し
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2002年08月14日(水) 楽しくなくっちゃ。


よく使われる言葉に 「がんばる」って言葉がありますよね。


だいたいが 自分や相手を応援する言葉として使われていると思うのですが

「がんばる」っていう言葉にも二通りの解釈があるような気がします。


何がなんでもがんばる。

これという目標を決めたら どんなにつらくても途中で放り出さずに
苦しみながらでもがんばる。


がんばれるところまで がんばる。

目標をめざして努力はするけれども 決して無理はしない。

限界を感じたら一度立ち止まってみる。そして そこからまた始める。


たとえば…

泳ぎを覚えたばかりの頃 25mのプールを端から端まで泳ぐのは 結構大変ですよね。

何がなんでもがんばろうとすると

途中で苦しくなっても絶対にあきらめないから

死にそうなくらい息が苦しくなりながらも端までたどりつこうとする。

一回泳ぎ終わるとゼイゼイしてしまって、しかも楽しくない。苦しいだけ。


でも がんばれるだけ がんばる場合には

とにかく行けるところまで行ってみる。 

苦しいと感じたら一旦休み、また泳ぎ始めるので すごく楽な気持ちで泳げる。


どちらの方が上達が早いかは わかりませんが

後者の方が 明らかに 楽しみながら がんばっている感じがしますよね。


もしかしたら 上達はカメのごとく遅く 時間がかかるかもしれませんが

がんばっている過程を楽しんでいるので ちっとも苦にはなっていません。


でも 何がなんでもと思ってがんばっていると がんばる過程そのものがつらく

性格にもよるのでしょうが、長続きしなかったりします。


勉強もそうですが、一見つらそうに見えることでも

気持ちの持ち方や 身につけ方で いくらでも楽しくできるものなのですね。


これはヨーロッパに英語の勉強に行って感じたことなのですが

どうも日本の教育って 「勉強 = むずかしいこと、楽しくないこと」 って

構図を自ら作ってるようなとこありませんか?


たとえば 歴史を学ぼうとした時 教科書だけで勉強するのではなく

歴史を背景にした漫画とかを読んで 学んだっていいわけじゃないですか?


でも 『漫画 = 遊び、勉強じゃない』って構図があって

漫画なんか読んでいたら 勉強しているとはみなされない みたいなところがあって…。


でもね。 背景もわからずに 事実だけつきつけられても 興味なんかわかないですよね。

頭にも入らない。


私は フランスの歴史なんてちんぷんかんぷんでしたが、「ベルサイユの薔薇」を読んで

すごくいろんなことがクリアーになったんです。

しかも もっと勉強して いろいろ知りたいって気持ちにもなりました。


ヨーロッパの語学学校では 英語を学ぶ手段として 授業の中でビートルズの歌を聞いたり

その他にもゲームのような 日本だったらきっと”遊び”としか考えられていないようなことを

いろいろやらされました。  とってもとっても楽しかったですよ。


何でもそうですが めんどくさ〜い やりたくな〜い と思っていることでも

きっと 楽しんでやる方法ってあると思うんです。


最近の私のモットーは 「何をするにも 楽しく」です。

結果が同じなら 楽しんでやったほうが いいに決まってますからね。


それに 「いやだな〜」とか 「つらいな〜」とか 思ってやるのも精神衛生上よくないらしいですよ。


仕事も勉強も 楽しんでやれるようになりたいですね。


まずは やってもやっても終らない家事を 楽しくする方法を考えなくっちゃね。












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