michiyonのしあわせ探し
DiaryINDEXPastFuture


2002年08月06日(火) 誰かのせいにしたがる人たち



何か自分に不都合なことが起こった時 すぐに誰かのせいにする人がいますよね。

悪いことをしても それは自分の意志じゃなくて 誰かのせい。

うまく行かないことがあると やっぱり誰かのせい。

自分には 全く悪いところはなかったんだと言わんばかりに 
すぐに人やもののせいにする人たち。


それは すごく後向きな考え方なのにそれに気づかない。


私は枕草子を書いた清少納言をとても尊敬しているのですが

それは 彼女が 何があっても それを人のせいにしない人だったからです。

たとえ自分に非のないことであっても 決して誰かのせいにすることなく 弁解もしない。

そこに 古きよき時代の 日本人の潔さ を見る気がするのです。


それは なかなかできることではないだけに とてもかっこよく 見ていて気持ちのいいものです。


人のせいにするのは すごくかっこ悪いこと。

もう起こってしまったことを もとに戻すことはできないのだから

それが誰のせいであろうと その後どうするかの方が大事なのにね。


どうしても 自分のせいではないと 思いたがる人たち。

自分の非を認めるのは やっぱり勇気のいることですからね。


何となく 昔の日本には そんな潔さとか かっこよさを持った人たちが

たくさんいたような気がします。


最近は ビジュアルの時代だとか。


目先の かっこよさばかりに 気をとられて 

そんな小さなことで表現できる かっこよさ を忘れている人が多いように思います。


…と こんなことを言いながら私も 気がつくとすぐ何かのせいにしていることがあります。

やっぱり かっこいいと思える人になるのは 大変です。


まだまだ修行… かな?















michiyon |HomePage

My追加