窓のそと(Diary by 久野那美)

→タイトル一覧  過去へ← →未来へ

2000年11月25日(土)

人間の身体の中でいちばん魅力的で神秘的でプライベートな部品は骨だと思っている。本体が燃え尽きても残るものがあるなんて、ものすごいことだ。

だから火葬場という場所はとても不思議だ。
本人すら1度も見ることのなかった、あんなプライベートなものを複数の人間が箸で渡し合う。もう、想像するだけで恥ずかしくなってしまう…。

なぜか今日は、火葬場と骨のことを考えている。
人間を、きちんと肯定したい気分なんだろうと思う。きっと。


→タイトル一覧 過去へ← →未来へ


↑投票機能がついてるようです。よろしければ・・ ・・・My追加
日記作者へのメールホームゲストブック日記以外の作品