窓のそと(Diary by 久野那美)
→タイトル一覧 過去へ← →未来へ
2000年11月14日(火) |
驚きやすい性格について |
稽古場日誌にもありましたが、今日は「驚く」シーンの稽古をしました。 稽古とは関係ないのですが、私はものすごく驚きやすい性格です。 「驚かすよお。」と予告されて「うわつ。」と言われても確実に驚きます。 夜中に台所のステンレスがぺきっつと音をたてたら心臓が凍りそうになります。 ぼおっとしてるときに話し掛けられると飛び上がります。 稽古を見ているときも、驚くシーンや、誰かが大きな声を出すシーンのたび、実は内心びくびくしています。格好悪いので黙ってダメだしを考えるふりをしたりしています。動揺しやすいというのはなんだかみっともないので、普段から、驚いたときはできるだけ、何事もなくとりつくろうようにしているのです。
動物の中では。コアラが驚きやすい性格なんだそうです。 天王寺動物園のコアラの檻のまえに張り紙がしてありました。 「コアラは大変驚きやすい動物です。「怖い」と思う気持ちだけで死んでしまうこともあります。コアラを驚かさないようにしましょう。」 以前、どこかの山で家事があったとき。 恐怖のため逃げ送れた大量のコアラが現場で丸焼けになる事件がありました。 驚きやすい性格の動物は長生きできません。なんだか切ない事実です。
→タイトル一覧 過去へ← →未来へ
|