2009年06月10日(水) |
昨日までの主なQ&A
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Q1:最近の海外の女子選手メッチャ巧いっすよねー!? SLでもスピード系的な斜滑降の使い方は男子並みですよねー!? 昔はあまり女子のWCとか観ませんでしたが、今はメッチャ勉強になります
A1:金髪組、うまいです。マリア・リーシュとか、ニコレ・ホスプとか、基本から外れないです。 それと、アバルマン時代でいうところの抱えこみ・蹴りだしの蹴りだしの部分、ステンマルク時代の走るスキーの部分、スイグラ時代のグラインド部分、ここが道具の進化が主要因なんだろうけど、格段に物理に叶ってきていると思うんです。基本技術の斜滑降がやっと日の目を浴びたか…みたいな。 曲がらない板の時代、他にすることありすぎで、それどころじゃなかったんですよ。 ぁ、スイグラだと、一部スイング部分も上記に同じか。
Q2:二年前、私の師匠が野沢温泉のジャパンシリーズを見た感想として同じようなこと言っていました。 日本の女子はスキーの性能だけで滑っていて、外足にしっかり乗ることができていない とのことでした。 外足に乗ることは、今も昔も変わっていない基本です。 そのあたりに問題があるのかと思います。
A2:実は皆さんが既に分かっていることを書いているだけなんです(笑)。 ただし、私のイメージでは、外足、外脚ではなく、外腰なんです。極論すると、外腰に重心があれば、雪面へのタッチは、どこでも良いと思っています。
Q3:トップをクロスさせて滑るバリトレありますよね。アレも外腰にウェイトを乗せるのが狙いって考え方でいいんでしょうか?
A3:随分と上級者向けになってしまいますが、外腰に乗れないとクロスはできません。内スキーは接雪しないので、外脚だけで、シュテム的なズレでスピードコントロールしたり、足前投的な股関節を使ったキレのある滑らせるエッジ使いなどの練習をすることになります。 前後のポジションとしては、上記二種類のエッジの使い方どちらもできるポジションで準備する必要があると思います。 ただ、どちらかというと、重力よりも遠心力のコントロールに近い動きが主体となりやすく、急斜面で練習するのは結構難しいと思います。
【Referer】
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