2008年09月01日(月) |
感動をありがとう!っていったい…?
|
昨夕、数人からメールが届いた。内容はほとんど同じもの。ある実話が、毎年恒例のあの偽善番組で取り上げられる(or 現在放送中 or 取り上げられた)というものだった。その実話には、共通の知人が出演するみたいだった。
で、それを見た人がどう思い、どういう行動を取ろうとしているのか、ふと、今頃になって疑問に思ってしまったんだ。実は、昨年もその偽善番組で、同じような実話が取り上げられていて、その実話に関する偽善番組の対応があまりにも酷いということが、巨大掲示板やSNSで取り上げられていたんだ。それから一年経って、いったい何が変わったというのだろうか?何か変わったメッセージを送ることに成功しているのだろうか?
障害や病気について世間から関心を持ってもらうというのは、一患者という立場を離れてみても、そんなに悪いことではないと思う。むしろ、もっと多くの人から興味を持って生活して欲しい。それに、社会生活とは互いに支え合い生きていることなのだから、『啓蒙番組』の存在自体、否定しようとは思わない。
だけど、障害のある日常生活や闘病の過程を無視して、『感動』優先のあまり、実話とは直接関係のないタレントやスポーツ選手にギャラを支払って出演してもらい視聴率を取り、スポンサーから広告料を取るというやり方は、もういい加減にやめたらどうなんだろう。もっと現実を知ってもらおうという、公共電波のより有効な使い方を考えた方が良いんじゃないんだろうか?
ちなみに、白血病患者としては、やっぱり骨髄バンクにもっと多くの人から関心を持ってもらいたい(非寛解臍帯血移植後再発の俺にとっては今更になってしまうけど…。)。たくさんの人から積極的に関わって欲しいと思う。いま現在時点で健康なのであれば、ぜひ協力して欲しい。
もっと書きたいことあるんだけど、今の体調ではこれが限界。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
【Referer】
|