それは五四年ぶりの運命の再会だった。 公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も、財産も、すべてを失い変わり果てた旧友に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語を語り始める。
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酷評もあるようだが、本を読んでそこから何を得るかは、その人の立ち位置による。自分自身を見つめ直すにはいい機会になった。きっと、こんな歳になってもモラトリアムの中に漂っているからなのか。とりあえず、真っ白だと思っていた自分の地図上にツールを描いてみることを始められた。
わかっているつもりのことが淡々と述べられているに過ぎない話かもしれないけど、レンズの曇りを拭うのに適している。毎日毎日を生きているうちに忘れてしまっていることも多いからだ。
『チーズはどこへ消えた?』と比較されているようだけど、どちらも大事な話の基本が詰まっている。簡単なようで忘れてしまっていることを思い出させてくれる本。そして、継続は難しく、継続は力なり。
さらに、この本から何かを感じられるまで繰り返し読んでみることとしたい。
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あのデイヴ・リー・ロス(48)が救命士になるための勉強をしているんだそうだ。もともと外科補助員の経験もあるらしい。
で、ヴァン・ヘイレンは、サミー・ヘイガーを再びボーカリストに据え、全米ツアーなんだそうだ。
ヴァン・ヘイレンには、サミーよりデイヴのゴージャスな声が合うと思っているのは俺だけなんだな、きっと。
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