とうとう水道水100%の『温泉』がバレちゃったってわけだ。だいたい日本が火山国でどこからでも温泉が湧出する可能性があるからといって、バカバカ掘り過ぎたんだ。昔の温泉場は、井戸を掘るより浅いところでお湯が出ていたこともあったのに、今は千メートルも掘って、億の金かけて。当たらなかったといって諦めがつく単位じゃない。仮に当たっても量が少なければ水道水を混ぜたくもなるさ。
それにしても、そもそも温泉じゃなかったのに、堂々と入湯税をお客から貰っていれば、それは詐欺なんじゃないのか。入湯税は自治体に納めていたのだとすれば、その市町村も同罪。
ところで、湯量が豊富で垂れ流しの温泉でも、成分によっては酷いところも多い。特に鉱害タップリの温泉を堂々と新規開業しているところは倫理の一欠けらもない。入浴している人はもちろん、排湯は下流一帯を汚していくのだ。
これを機会に温泉の成分調査を公開して、危ないところは温泉営業の看板を外してもらわないと。・・・昔ながらの鄙びた湯治場が脚光を浴びるかも。
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