一色達夫の日記

2013年01月14日(月) 里芋の出荷値が安いそうだ

この地域の、この時期の作物である「里芋」
最近は「伊予美人」というブランド名で出荷されることが多いようで、この地域の農家さんが作付けに取り組み、収益増しに貢献しているようだ。
西条市のJAさんでも、作付け拡大に取り組んでいる様子で、今年だかは共同出荷用の選別施設を作ったように広報していたように思う。

その利点は
最近、作付けが機械化されているようで、その時期も稲作に影響しない農閑期であること。
マルチ栽培で、夏場の手間が省けだしたこと。
収穫時期は、稲の取入れが終わってからでもよく、その時期が長いこと。
よって、稲作からの転換作物として有利なこと。
収穫用の機械も開発が進み、その手間も省けているらしい。
農家収入への貢献。

宇摩地域で以前からこの里芋栽培が盛んな理由は、あの地域特有の「やまじかぜ」によって、地上に生るものは被害をこうむることがあるので、地中にできるものが好まれたとのこと。また、栽培圃場はあまり広いところよりも、夏場に水がかけやすく、かつ、水はけが良いところが適地の様子。

だが、今年のこの頃の、その出荷価格が低迷、キロ当たり70円ほどだとのこと。ちなみに最高値の時は、キロ400円にもなったというようなことも聞いた。

以前に触れたことがあるが、土居Uホールでのイベントで食べた、この里芋を使った コロッケ は絶品。このような加工をしたものの販売促進をすれば、農家所得の向上安定に繋がるのではと思う。言うところの六次産業化てところかな。


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