一色達夫の日記

2012年10月15日(月) 秋晴れの下 松山三井 刈り取り開始

昨日とは打って変わった秋晴れの下、水稲晩生品種「松山三井」の刈り取り開始。
刈り取り圃場は、今年7月1日に植え付けを行った。本来、刈り取りは、植え付けた順に実施していくのが常なのだが、この圃場は色ずくのが早かったし、周囲2農家の「松山三井」の刈り取りが早く ここだけ 状態となっていたところからの収穫作業ではある。
周囲2農家の「松山三井」は、私の目から見て「まだ青い」とは感じていたが、例の「イノシシ」が荒らしに掛かる前に収穫したいとの想いが有ったと推察。
12日の入庫のおり聞いてみると、やっぱり「イノシシ」が嫌だからとの話だった。
周囲2農家が刈り取ってから、私の圃場 だけ 状態(ようするに猪から無防備状態)だったところから、毎朝見回って稲の無事を確認してはいたが、ヒノヒカリ収穫終了のところから、それではいよいよ 真打登場 松山三井 の収穫祭 ということとはあいなった。ナッタデココ

入庫時は、稲作一年の集大成情報持ち寄り開陳会場なのだ。一等米を生産した農家は、賞賛され羨望のまととなる。(まあ ほとんど 自己満足の世界だが)

松山三井の株は、ヒノヒカリと比べて太くて硬い。16馬力の小さなコンバインでの収穫を選択した我が家の作業プラン。コンバインのバリカン刃が、株を切る毎に、ゴキンゴキン 六斤 七斤 というような音を発している。

遠くに祭礼の訪れを知らせる風が吹く。還暦を機会として地元祭礼からはフリーとなった我が身。今年はどの地の祭礼見物と決め込もうか な。
昨年見物した伊曾乃神社神輿の鳳凰が銜えた 稲穂 には感動した。

農耕民族が各地で生活する中から生まれ、受け継いできた文化の集大成が祭礼に凝縮されているとしたら、その見物から得られるものは計り知れないものがある。
それは 最近のイベント化されたお祭り騒ぎとは 別次元の存在。
解散が先か過半数割れが先か そんなのここでは カンケーネー。マスゴミ勝手に騒いでろ。祭りだわっしょいどっこいしょのしょ。

本格的に松山三井を作り始めて4年目、作る毎にこの 米 の普遍なる魅力が増してくるようだ。


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