2012年09月22日(土) |
あきたこまち入庫 一部 一等米 |
19日に 「あきたこまち」の入庫があった。 この地域でのこの品種の米は、5月末に植えつけるもので、9月早々には刈り取る。 我が家では麦の刈り取り前の5月26日と、麦を刈り取ったあとの6月6日に植えつけた。そこそこの収穫量があって、コシヒカリのようには倒れない。だが、この植え付け時期の問題から、作付面積が限られてしまう。
それでも、水稲作業を分散させることができる利点があるためもあって、毎年一定の面積を作付けしている。
今年のあきたこまちの生育状況は、植え付け圃場の代かき作業がうまくいかなかったところからの、除草剤障害ぎみな生育不良と、実る頃の天候不順が重なって、あまり順調だったとはいえない。
もみすり時、米の顔を見た時から、その品質に顔が曇る。 それでも収量は、イノシシ被害を回避できた圃場と、雀に食べられたのが少ない圃場となって、この4年間で一番の収量となった。除草剤障害がでた圃場ブロックは10a当たり7俵、旨く生育した圃場ブロックは9俵、雀被害が出なかった圃場は10a当たりかれこれ10俵。俗に言う畝一俵を達成。
入庫の判定は、麦刈り前に植え付けした圃場のものは、白判定で2等、夕立を回避しながら早めに刈り取った一部のものは一等。あとは カメムシの食害がありますとの判定で2等という結果だった。一等のものは自分的には 少し青いか と感じていたが、判定員の評価は違うようだ。
暑い時期に実る あきたこまち は、刈り旬が短い。熟れすぎて白米が多くならないよう、早めの時期を見計らっての刈り取り作業がグー。だが、天候ばかりは自分の思い通りにはならないって。
顔と名前が一致しない間に、早々と卒業してしまうAKB48のメンバーのように、あきたこまちの旬も短い てか。
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