久しぶりに雨が降った。手帳を調べてみると、この前に雨が降ったのは12月9日となっている。ということは、一月以上 ぶり の本格的な雨ということだ。 どおりで、麦畑は白く乾き、野菜の成長が思わしくないはずだ。 ほうれん草やかぶらが黄色く変色しているので、「肥料切れか」ということで一週間前ぐらいに肥料を施用した。この雨で、肥料の利きが促されれば幸い。
雨と言えば、11月下旬の雨が災いしたのか、各地の裸麦の発芽が悪いようだ。 私の圃場の裸麦は11月下旬の雨 以後 に播種を開始したので、この時期の降雨の影響は避けることができた。 が、全体揃って 綺麗に 発芽しているわけではない。 種子の 素性 によって、その発芽率に差があるような気がする。 このこと、裸麦生産農家さん数人に確かめたところ、皆さんそんな感じをもっているようだ。 この雨で、裸麦の生育も促されるだろうが、全体発芽していない圃場ではどうにもならない。
ほんと 作物生産 水物
雨で生育が阻害され、また雨で生育が促される。そして 他 の様々な要因が加味され、作物 は再生産を繰り返す。百姓は、哲学者になる てか?。
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