2011年11月15日(火) |
平成23年稲作 台風に完敗 |
今年最後の米の入庫日。刈り取りが遅れた 松山三井 を全量出荷する。
昨年は全量一等判定だったので、今年も 勇んで作っていたのだが、刈り取りの段階になってどうも変。 祭り明けの刈り取り時期になっても稲が青々としている。穂は4割がた青いまま。10月20日には圃場まで出かけたのに、その青さに刈り取りを二の足踏み。 24日から刈り始めて、次の日には籾摺りしてみるも、「なんじゃこれ」という感じの米。とにかく色々な色の米が混じっていることなのよ。茶けた米アリ、青い米アリ、白く濁った米あり。なのよね
そんなところで、今日の入庫判定結果には、凹むよね。この落ち込みは来年まで持ち越しそうだ。
検査員さんに聞いてみると、今年はどことも一等判定割合が低いとのことだ。台風で稲が傷んでいるところに日照不足が重なっての結果のよう。
今日別なところで確認したデータによると、ヒノヒカリの実る時期での「異常日」が10日、松山三井の実る時期での「異常日」が8日だったようだ。 気象データから稲の生育におよぼした影響が読み取れる。
それでも圃場によっては綺麗な米が生産されている 不思議。ああ米作りは難しい。
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