2011年の稲作。今日でようやく稲刈り終了。 最終残った松山三井の圃場三枚。植え付けがもっとも遅かった一枚の圃場は、雨でベッタリと倒れている。それを一方向から丹念に刈り取り作業。あと少しで終了というところへ、雨がパラパラと降りだした。
本日の天気予報であらかじめ予想はしていたが、昨年と同様の稲刈り終了間際の雨降りに、自然のめぐり合わせの妙技を感じるばかりだ。
4月最初の田植え作業から始まり、10月末の稲刈り作業まで一年が瞬く間に過ぎていく。例年通りのパターンの作業のなかでも、様々な出来事があり毎日が飽きない日常である。これで我が家の商いが成立するこの楽しい日常。 コンバインのこき胴の故障。ぬかるんだ圃場へのコンバインの埋まりこみ。草だらけの圃場の刈り取り作業の悪戦苦闘。終わってしまえばどれもこれもほんの些細なトラブルでしかない。
稲刈り最中に、しいたけが生えているのを見つけた。砂防工事の道路工事のため切り取られたクヌギに、今年の冬に菌を埋め込んだばかり。きのこが出るのは来年の秋だとばかり思っていたものが、思わぬ自然の恵みに夕食のおかずが一品増えた。
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