2011年10月19日(水) |
伊曾乃神社祭礼神輿のかき棒は川入り前に付け替える |
伊曾乃神社祭礼。16日のお旅所の前。黒服のあちこちに白い糸の束を付けた衣装の「鬼頭」の方々が、色々な仕事をしている。
お旅所に到着した各地区の だんじり は、神輿に挨拶する。その時各地区の責任者は、あらかじめ配布された木札を担当の鬼頭に差出、代わりに、だんじりの前面に貼り付ける番号札(紙製)を受け取る。 その札を貼り付けるのに使うのだろう、「おとめのり」が準備されているのは分かるとして、「両面テープ」も準備されていた。
皆さんが祭りを楽しんでいる最中に、重要な仕事をしている鬼頭の皆さんご苦労様です。
神輿がお旅所を出たあと、祭礼行列のしんがりを務めるお供だんじりが出て行く。西条神社前あたりから町中に出る後ろ姿。これぞ絵になる「祭礼絵巻」。
一度帰宅して朝食をとったあと、一休みしてから、最終残っていた「ヒノヒカリ」の稲刈り作業。採り込んで乾燥機を動かしてから、再度お旅所に出かけた。
今度の目的は、「祭礼の最後、御共だんじりの行動はどんなんだろう」という興味によって。 16時20分、玉津小学校の前まで来てビックリ。最後のだんじりがまだいるではないか。 回り道してお旅所に着いてみると、20番のだんじりが加茂川の土手に上がるころだった。
程なくして神輿が御共だんじりを従えてお旅所に帰って来た。神輿と御共だんじりは、他のだんじりの行程よりも1倍半くらい長く巡幸すると、御共だんじりのかき手の方が教えてくれた。 「たいへんですね」と声を掛けると、「子どものときからこの行程ですから、もう慣れてます」とのこと。流石御共。気概が違う。
お旅所の中に鎮座する神輿。ここで、神輿の外側2本のかき棒を、川入りに備えて長いものと付け替える。 巡幸するときは、狭いところも通れるように短いかき棒で行くけれど、川入りのときは、かき手が大勢たかれるように付け替えるのだそうだ。
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