2005年06月28日(火) |
「新図書館建設を進める会」が立ち上がった |
「死にたくなったら図書館に行こう」
「そんな表題の投稿が新聞に載っていました。私はそれを読んで、図書館はただ本を貸し出す無料の貸本屋ではない 人の心を落ち着かせるなどの様々な効果があることを再認識しました。こんどの西条市新図書館もそんな素晴らしい施設となることを期待していたのですが」
19時半から西条市総合文化会館2階研修室で開催された「図書館勉強会」に参加した。 出席者の自己紹介のなかで語られた 新図書館への想い に、このような期待に応えることこそが、行政と政治の使命なのではと私は感じた。
しかるに、今回の西条市新図書館建設事業の内容は、地域住民のそんな多くの期待に冷水を浴びせるものとなったのではないか。 家事を終え、仕事場からの帰りに直接、身重の体をいたわりながら、会場に集まってきた出席者の 何なんこれ というような不満の声が、計画に対する偽らざる心境だろう。
「新図書館建設構想」策定の段階から、市民の意見を聞き広報を徹底させておくことの大切さ。パブリクコメントの手法がこの地ではまだまだ序にも付いていないことを痛感。 それは、私自身の日常活動の不足をも含めて反省になければならないことだろうが。「構想段階から市民参加は図っています、その経過はその都度議会にもお知らせしています」という現行政の常套句は聞き飽きた。
参加者からは、新図書館にかける様々な想いが語られ、結果、スーパーの建物をリフォームしての新図書館事業は、12万市の文化教育施設としては相応しくないとして、今後、新図書館は予定地への新築を求める署名活動を進めること、また、情報収集や勉強会を開催していくことが決定された。 あわせ、今後の活動継続のための会の名称、会長、事務局、費用の捻出方法が決定された。 この種の市民活動のその成果は、どれだけの賛同と広がりを見せるかが課題となるが、まずは、問題に対してある意志を持って集まったということが、それだけで大きな内容があることだと私のこれまでの経験から感じる。 ー ー ー ー ー
田植えと共同水源の水管理当番のため寝不足。 帰宅後遅い食事。ポンプを停めたら疲労が体を支配する。歯を磨く意志も失せそのまま就眠。日記は29日に朝書き。 水の管理当番3日目。現在9時ジャスト、気温は既に30℃を超えた。
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