2005年06月24日(金) |
新図書館建設調査特別委員長への質疑 |
新図書館建設調査特別委員会 委員長にお聞きします。
議案第73号 平成17年度西条市一般会計補正予算のうち 新図書館整備事業費 3365万7千円について 私は本会議での質疑をさせていただきました。
私の質疑の中では 開館までのスケジュールについて 基本設計 、設計コンペ、実施設計、建設着工、内部資料整理 というスケジュールで開館にいたると思いますが、その予定時期をお答え下さい。と問い、 各 委託料の内容についてお答え下さいと 聞いたのですが、大まかな答えしかなく、この事業費の全容を理解することは出来ませんでした。
特別委員会の審議の過程で予算にたいする理解が深まったのですが、特に知りたいのは、基本設計委託料の内容についてです。 この委託料の中に設計コンペを実施するための費用が含まれているのでしょうか。
建物の規模や市民の皆さんの期待度からして、また、図書館構想を具体化するための最良の設計を選ぶためにも、設計者のノウハウを競うための設計コンぺは 当然実施されるべきものと思いますが、 特別委員会ではその点についてどのような議論がなされたのでしょうか。
委員長報告にはその事には触れられてはいなかったのですがお答え下さい。
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理事者より提案された議案に対して、議員が意見や要望を述べる機会は 討論 でやるべきものだろう。
今回の「新図書館整備事業費」については本会議での質疑で取り上げ期待を持って答えを聞いていたのだが、どうもしっくりとこなかった。そこで委員会を傍聴してさらに詳しくその予算の全容を聞いてみたのだが、ハッキリ言って新図書館建設にたいする期待は失望に変わった。 しかし、この新図書館建設予算に対して反対することまでは出来ない。なぜなら、この予算は10年来待ちに待ったものなのだから。 そこで、議案にたいする討論で予算に対する意見を表明しておこうと考えたのだが、討論の通告は議会運営委員会が開かれる前日の正午までと決まっており、私の考えが固まった時には既に期限を過ぎていた。
結果、苦肉の策とはなるのだが、委員長質疑と言う形で暗に意見を表明させてもらった。 げに議会とは面倒なところではある。
しかし委員会審議の過程では ・「市民の意見を採り入れながら建設を進めていきたい」との答弁があり ・「市民の期待は大きいのだからフジの建物を撤去し更地として購入し新築すればどうか」との意見があった。 と報告されているから、今後、現時点での失望が期待に変わる可能性もなきにしもあらず。 この報告は議事録に残っているのだから、理事者の案をそのまま押し通すことはできないでしょう。
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