| 2005年06月12日(日) |
指定管理者指定手続きに関する条例 質疑文章案 |
議案第７９号「西条市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例についての質疑です。
この条例を制定するにあたっての経緯については、平成１５年９月に地方自治法の一部が改正され、３年以内に自治体が管理運営する施設を直営か指定管理者による運営によるかの選択をする事が義務づけられたことによるものであることは提案説明でありました。そこで具体的質問項目を提示いたします。
この指定管理者制度の導入の目的としては�〕�用者により多様で満足の高いサービスを提供すること、��多様化する市民ニーズに効果的、効率的に対応するため民間業者のノウハウを活用すること、��自治体の財政負担を軽減すること、などであるとされています。
そこでまず、西条市がこの制度を導入するにあたっての目的、基本方針をどのように設定しているのかについてお答え下さい。
次に、条例第１条に規程されている「市が設置する公の施設」の内容についてです。制度導入の対象となる施設についてお答え下さい。
次に、第２条にある「法人その他の団体を公募するものとする」とのその他の団体とはどのようなものかお答え下さい。
次に、同じく第２条にある「公募を行わないことについて合理的な理由があるとき」とはどのような内容かお答え下さい。
次に、第３条「指定管理者が管理を行う期間を３年とする」とありますが、この期間設定の理由についてお答え下さい。
次に、第５条指定管理者の指定について「当該公の施設の管理を行うに最も適当と認めるものを指定管理者の候補とし」と規程されていますが、選定にあたり、透明性の確保、選定基準の設定、結果の公表をどう行うのでしょうか。
管理者選定にあたっての一般的な方法としては、ソフト事業の企画・実施など、事業者のノウハウによりサービス内容に差異が生じる施設については、あらかじめ設定した評価項目について点数化し、その合計が最も高い団体を選定する総合点数方式があり、また、施設の維持管理のみを実施するなど事業者のノウハウの発揮しにくい、すなわち費用以外の事項について競争する余地のない場合などは入札方式があります。
そのような、選定にあたっての各施設毎の基準の設定がどのように行われ、その透明性の確保がどう行われ、結果の公表をどう行うのか。
第５条の２項には「市長等は、指定管理者の指定をしたときは、その旨を告示しなければならない」と規程していますが、その内容についてお答え下さい。
次に、第１３条 現状回復義務の項目に「ただし、市長等の承認を得たときは、この限りでない」とありますが、この基準についてどのように想定しているのかについてお答え下さい。
次に、第１４条 損害賠償義務の項目に、「ただし、市長等が特別の事情があると認めるときは、その全部又は一部を免除することが出来る」とありますが、この基準についてもお答え下さい。
次に、第１６条 選定委員会についてです。この選定委員会はどのようなメンバーで構成されるのでしょうか。その人数。また、指定管理者を選定するにあたっての位置付けはどのように考えているのかお答え下さい。
最後に、この制度の導入にいたる今後の予定についてです。
管理運営を指定管理者によって行う施設を選定し、その施設に関する指定管理者の選定基準、選定方法を定め、公募し、おのおのの施設についての指定管理者を選定し、導入する各施設ごとに条例を整備し、議会への上程、指定管理者との協定書の締結、指定管理者制度の導入というプロセスを踏むと思いますが、その時期についてお答え下さい。
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