一色達夫の日記

2005年06月10日(金) ダストボックスの売り込みがあった

農作業が重なっているところに6日の徹夜があり、また、がんがん照りのなかでの農作業と続きいささか過重労働気味。したがて質疑質問文章の作成作業が捗らない。
協同水源の水が揚がらないのを幸いに、今日は思い切って朝寝して疲れを癒すことを優先させた。
それでも農作業は山ほどあり、思いついた事を一つ二つとこなしていく。

丁度休憩していた15時頃、見知らぬ男性の訪問を受ける。
聞くと、今治の鉄工所からダストボックス(ごみ箱)の売り込みに来ました。西条市ではこの4月から「ごみステーション設置事業補助金」が出ることになったので、必要経費が少なくて済みますが自治会で如何でしょうか。
とのことだった。
まず自治会長のところに話に行ったら「ごみステーションは各組の担当になっているとのことだそうで訪ねて来ました」と言う。
市議会議員さんなら、今回の補助金の内容についてご存知でしょうからひとつ如何ですか検討して下さい。と話は続いた。

ご存知どころじゃない、この補助金の事を質疑したのはあなたの目の前にいる私ですよ。と応じたのだが、相手はセールス熱心で「購入の言質を取る」ことに専念している。

私が平成16年12月議会での質疑で「ごみステーション設置補助金」の事を質疑したのは、旧西条市では行われていなかった事業が、合併に伴う事務事業の一元化協議の中から全市での実施となることを広く知ってもらいたいがため。
その伏線となる事情は、ごみステーションを整備してもらいたいとの要望を聞いたことがあることと、既存ごみステーションでのからす被害が目に付くため。

補助金が付くこととなったので、少し時間が出来たらごみステーションを作るお手伝いをしようと思っていたやさきに、あちらからダストボックスの売り込みが来たのだった。

しかし、業者の話に直ぐに飛びつけない事情は「既にリサーチ済み」
・概ね20戸がまとまりゴミ箱を作ろうとの機運が高まっているか
・ごみ箱を設置する場所の確保見通しがあるか
・自治会でお金が準備できるか
・お世話人が積極的か
・業者の既製品を購入するか、他の方法でごみ箱を作るか比較検討する材料が揃っているか
等を考えて仕事に取り組まないと「協同の物を作るにはたとえ500円の事でもきっちりと条件を出してからでないと事は前には進まない」のです。

などという現場仕事の心得はひとまずおいといて

この業者の提示した「ダストボックス」なかなかのすぐれ物。
大きなごみ箱になるとフタの開閉が重くて大変なのだが、そこをアイディアを出して上手く作っている。(特許取得品)
値段も手頃。(市の補助を使えば負担が本当に少なくて済む値段)

話は違うが

遠く今治から売り込みに来る積極性を買う。
しかし、西条の業者でこれだけの積極性がある方がいるのだろうか。
一つの出来事からでも「考えを巡らす」事は多々有り


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