一色達夫の日記

2005年05月08日(日) 忙中にあっての諸手続き

予定が3つ重なってしまい、何だか中途半端な感が否めない一日。

朝6時半に起床して水田の水路掃除。今年はまた一人作付けを止めた人が出て、その分また全ての役割が重くなった。
掃除が終わらないままに9時には帰宅、今度は地区の運動会に参加。
昼食まで参加し、次は14時からのチェロのホームコンサートに参加。演奏者は、昨日に続いてのナオキ。

今日は30名限定のコンサート。演奏曲目は昨日と同じなのだが、小さな空間ではまた違った味わいがある。
アンコール曲が終わったあと、お茶を飲みながらの珠玉の一時。話題が途切れたので(場を盛り上げるためもあり)私から
「西洋と東洋の人種の違いによる音楽性の違いをどう感じていますか」との至極シンプルな質問をしてみた。
ナオキからの答えは、
「究極は個人の資質によるところが大きいようだが、傾向としては、ロシア・ドイツ・フランスでその国民性による文化性の違いがでてくるようです。東洋でも中国・韓国・日本でもまた違っていると思います。」

夜、久々に早く帰宅、金曜日に市役所でもらってきた、父の死去に伴う諸手続き書類を整える。
もう一月にもなるのだが、諸事情があって、こちらの手続きが滞っていた。
必要なものをまとめて一度にすれば良いのだが、それは後から気づくこと。
これまで必要無かった事だった故に やり方 に疎い。
此処に来て母に急かされながらの実施となる。

市役所窓口は、何処も丁寧に対応してくれて助かる。もっとも、こちらの面が割れているから故の事ではない。

そんな手続きをこなしながらも、一つまた一つと父の名がこの社会から消えて行く事に寂しさを覚える。97歳の大往生ですらこうなのに、JR事故のような突然若い命が消えていく関係者の思いはどんなだろうか。
大きな慟哭を伴うことは察して余りある。


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