一色達夫の日記

2005年03月31日(木) 町は年度末の慌ただしさの中

何もかもが一度に来てしまったような一週間だった。
「心の中にポッカリと穴が空いたような」という表現は、こんな事なのだろうと感じながら、それでも、何だか流れのままに目の前の仕事こなしていく自分がいる。

町を歩いていると、様々なものが目に入ってくる。

公園では春休み中の子供達のはしゃぐ声。
線引き撤廃によってなのか、農地を潰しての開発が何だか多くなったようだ。
マンション、集合住宅、団地の新規着工。
表面状は経済活動の活性化のように見受けられるが、その裏では古い借家の空きが目立つ。
公園にホームレス。確か2年前からこんな状況だった。周辺環境はあの頃よりも悪くなっているように感じる。これも社会の現実。

昼。13時。甲子園出場を果たした選手の名を記した横断幕が架かった町では、普段と違って人通りが絶えている。
同じ高校生でありながら、全国大会への出場を果たしながらも、支援の額の違いのあまりの開きにをなじる声を聞いた。保護者としたらその偏りを疑問に思うのは当然のことだ。

町を歩いていると、様々な声が聞こえてくる。


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