23日の日記を慌ただしく記入して以来、1週間が瞬く間に過ぎていった。 「お前、TV画面に向かっていないで、線香の一つでも上げろ」とでも言われているように、24日からネットが開かなくなった。
ネットに向かわないでいると、つくづくとこの文明の利器の中毒になっていたように思えてくる。 様々な用件をこなしていきながら、ようやく昨日業者に見てもらってネット復活。今日、初七日をむかえて一応のけじめを付けて、記入再開。 立ち上げプログラムの一部が壊れていたとの事だが、原因は不明。
この一週間を過ごしている中から感じる事は、大きな心の支えを失って、初めて見えてきた社会の生業の数々があったことだろうか。
春は、芽吹きの時。 新芽が吹き出すと同時に、古い葉が落ちていく。 爽やかな春風に舞い落ちる町中の楠の葉を眺めながら、自然の一部分である人間の営みが重ね合わさる。
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