一色達夫の日記

2005年03月23日(水) 平成17年3月議会最終日 心静かに白票を投ずる

新西条市となって初めての当初予算を審議する3月議会最終日。
10時の開会から、粛々と議案審議の模様を各委員長が報告する。
合併によって様々に変化した事業について、各委員会それぞれに質疑されている様子。
追加の人事案件や追加議案があり、最終の西条市議会解散決議案は17時を回ってからの表決となる。
重要案件故に記名投票による表決。議案に対する賛成は白票。反対は青票。
心静かに白票を投じる。

合併による地域の混乱を回避するため、その対処方法を有効に講じていれば、こんな無用な事項は無かったものを、何だか自分自身の力の無さを痛感し、空しさが募るばかりだった。

そんな気分のままで地域の挨拶回りを初めたら、のっけから「新図書館の建設はどうなった」と聞かれた。場所が選定されたとの報道を見ていない様子なので、今日の全員協議会での報告を交えて話したら、みるみる相手の顔はほころんでくる。
そんな様子に、気分が晴れ救われる思いだった。

今日は議員生活の中でも思い出に残るであろう特別な日となるだろう。

父が死んだ。享年98歳。明治40年生まれ。大正、昭和、平成と激動の時代を生き抜いた人生が終わった。働いている姿しか思い出せない。我が人生の良き師であった。


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