一色達夫の日記

2002年07月08日(月) 合併任意協議会第1回会議 傍聴

地元新聞の社説に、合併問題についての住民参加について書かれている。
その中で、西条での住民投票実施を要望する署名活動の開始を評価してもらっている。記事は合併の是非を問うのではなく、如何に住民の意思を反映さた形での決定をするかとの観点から書かれており、流石高い見地からの見方だと私は感心した。

それに比べて、今日西条市で開催された合併任意協議会の第1回会議は、この大きな事業がこんな内容の会議で決まるの・・・何で・・・という感じ。
協議会委員29名。内欠席2名。途中退席1名。
事務局員11名。役所職員10名。
傍聴議員西条市議のみで、私を含めて6名。市民傍聴6名。(顔見知りばかり)
報道機関の取材、傍聴者よりも多人数。
3時開始。会長・副会長3名の挨拶。委員自己紹介。
3時28分より、会長が議長となって会議開始。8つの報告案件を読み上げ。すべてに質問無しで 承認。58分より休憩にはいる。
4時6分再会。議案第1号 協議会会議運営規定について協議。
法定協議会に移行したとき、この規定の扱いはどうなるのかのと質問。
法定のときはまた別途提示しますとの答弁。  承認
議案第2号 事業計画について
事業計画の細則を読み上げただけだが分からない。読み上げた文章をなぜ提示しないのか。答え 提示します。
県体協の事業として、合併予定の体協が合同で行う事業について補助が出るが、そのような事業へのアクションをどうするのか。答え 体協に御願いします。
情報公開について、HPを開設するといっているが、住民意見の吸い上げをどうするのか。答え 総務班で受け付けます。  承認
議案第3号 予算  質問無し  承認
4時34分 本日予定の議事終了。
事務報告。次回開催予定案内があり 4時37分解散。
4人の質問のうち3人が西条の委員。もう1人の発言は、住民意見の吸い上げをどうするかと言ったのみ。
このたった4つの質問にも事務局は要領を得ない答弁。
事前の協議が出来ていない事がすぐわかるなあ。先が思いやられるねえと、傍聴に来ていた西条市議が耳うちしてくる。同感ですと答える。
傍聴者からの声が聞こえてきた。
市長のイエスマンばかり集めていたら反対意見なんかでるわけない。
一度も発言せず、2時間足らず座っているだけで報酬が7200円かあ。ええのお。あんなんならわしでもできる。
他にも、金が勿体ないとか何とかぶつぶつ言ってたけれど聞き取れなかった。


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