2002年07月09日(火) |
総務企画産業委員会 行政視察 近江八幡市 |
本日より2泊3日の予定で平成14年度西条市議会 総務企画産業委員会での行政視察。 予定の視察地は、滋賀県近江八幡市での情報通信システム構築・メルチメディアセンター整備について。それから明日は。長野県大町市での博物館・美術館(山岳博物館)の整備状況についての視察研修です。 この議員視察を、くちさがない世間では「観光旅行」などと批判していることをたまに耳にすることがある。 そのような批判に自分自身がさらされる事のないよう、心して研修に取り組まなければならないと思って、今回もテーマを持って参加し、様々な経験と知識を得ることが出来た。 滋賀県近江八幡市は、古くは豊臣時代「豊臣秀次」によってこの地に築城された頃より町の歴史が始まる。だから町のあちこちに当時の面影を見ることができ、また、このような歴史を持つ町だから、現在に至る町作りにも先進的事例として注目するべきものがたくさんある。 八幡市での研修項目である行政におけるITへの取り組みについて、西条市の現状と比べてみると、わが町での遅れを感じた。しかし、この方面の事業については、その成果の多寡によっては過剰投資となる恐れも無きにしもあらず、取り組み内容をよくよく吟味して掛からないとその成果は上がらないのではと感じた。 この研修内容も私の興味を引くものであったが、近江八幡市に到着するまでのJR通過駅にあった、最新の700系を含む新幹線先頭車両が3台展示されているのが目にとまった。西条市では0系新幹線の先頭車両を譲り受け、他の資料も合わせて展示する構想があるため、その様な展示物に目がいったのだろう。車窓からだけしか見ることができなかったが、内容を調べて面白そうなら、早い機会に詳しく見てみたいとも感じた。 また、以前にある雑誌に掲載されていて、私の興味を引いた事項について、今回入手出来た資料の中に取り組み事例が出ており、様々な地域での広がりがあることを知ることができた。いずれ近いうちにこの項目についても議会で一般質問をしたいと思っている。思わぬ発見である。
ふと気づくと車窓にはしめしめと一人笑む私の顔が映っていた。
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