一色達夫の日記

2002年06月26日(水) 家族それぞれに西へ東へ

5時半起床。昨夜来の雨が降り続いているが、農業用共同水源の当番での早起きです。それも8時には終了。天気は霧雨となっている。資料整理。
夕方になり私は一人で土居町へ。家族のあと4人は松山へ。
土居町ユーホールで開催の演劇公演「浅利香津代一人芝居 足の裏の神様」鑑賞。
この役者の芝居鑑賞はもう4回目にもなるが、しっかりとした演技で観衆を飽きさせない。今回も90分の一人芝居を一気に見せて感動を呼び起こした。
だが鑑賞者約150名。来ている方々は演劇鑑賞を趣味とする人たちで、顔見知りが多かった。バブル華やかなりし頃には、ホールに足を運ぶ人々が多かったけれど、それも過ぎ去りし夢の中。文化活動もすっかりと一頃の勢いを無くしてしまった事に寂しさを感じる。
土居町ユーホール。東予地方にこれと同規模の施設は丹原町の文化会館がある。二つの施設ともその運営には、ボランティアスタッフの活動が無くてはならないものとなっている。が、それも文化活動に人々の目が行かなくなった今日では忘れ去られているようだ。
現在人々の目は改革という実態の分からない怪物に魅入られているようだ。改革事態は恒に有るべきもの。だが改革に名を借りたリストラにすり替えている場合が多いから始末が悪い。
改革リストラを声高に唱えているお歴々にとっては、ごく一部の人たちしか利用しない小さな町の立派なホールなどは、無駄な公共施設の筆頭だと非難するだろう。
その人達も、人々の幸せ追求のための改革リストラだと唱えているのだろう。ならばあなたが求める幸せの中身を見せて欲しいものだ。
私にとっては、そのようなお歴々の求める幸せの中身に賛同できるものは数が少ないのだが。
松山組は子供の友達も誘って県民文化会館メインホールで開催の「ポルノグラフティー」のライブ参加です。
一番上の娘がファンで、チケットはファンクラブ先行予約でネットで取るのだそうだ。今回は最前列が当たったそうで楽しみにしていた様子。
2時間盛り上がり、11時近くに帰ってきた途端、入浴もしないで寝てしまった。家内に様子を聞いたらメインホール3000人満席で、それは凄い盛り上がりだったそうだ。

新聞のコラムに、今注目されているサッカーの事と、資金が足りずに決勝戦を棄権して帰国したバドミントン・ジュニア世界大会の事を対比させて書かれていた。
恒に配慮しなけらばならない視点だと思い記事をスクラップブックに貼り付けた。

西条市役所内の人事異動のFAXが入る。部長職が一人退職。肩書き変更のみも含めて移動が8人。私が様々なボランティアをしていた20年も前から知っている顔見知りの職員が、このところ次々と退職していく。
市職員としての長年の知識と経験を駆使し、やりたい仕事をやり遂げての退職なら、ご苦労様でしたと声も掛けられるのだが。


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