| 2002年06月03日(月) |
西条市議会合併問題調査特別委員会傍聴 |
朝１０時より西条市議会内に設置している「合併問題調査特別委員会」が開催される。今回は事前に市議全員に開催案内のファックスが入っていたので傍聴に出かける。
参加議員は、特別委員会委員１０名・議長・副議長の計１２名。傍聴議員は私を含めて６名。
協議内容は、「市町村合併問題にかかる経過報告について」
市長より、５月１０日、議会の理解を得て事務レベルでの協議会を５月２３日に開催（２市２町で）。その協議のなかでの決定事項７項目についての報告がある。
合意事項�。況邉腸颪任竜掴世魴个毒ぐ婉┻腸颪鬘祁遒卜�ち上げる。そのための予算を６月議会に提出する。�¬松里蓮∪松髻ε賤宗�小松・丹原合併協議会とする。�２馗垢論松鮖堋后Ｉ�会長は東予市長・小松町長・丹原町長とし、会長職務代理者は小松町長とする。�ざ┻腸颪離瓮鵐弌爾砲弔い董�３０名。�ゴ萄紺儖�は東予市長・丹原町長とする。��事務局を西条市市民センターに置く。事務局員は西条３名・東予３名・小松２名・丹原２名・臨時職員１名の計１１名とする。�Х佝颪篭囘�割り十分の三・人口割りが残りの十分の七とする。以上７項目。
続いて。西条市合併問題地域懇談会の開催内容についての報告。
１２カ所での参加者総数６６２名。アンケート回収５８２件。
続いて市民アンケートの提出の中間報告がある。市内５０００名対象とし、郵送による回収。現在までの提出者１８５５名。内訳は合併がすぐに必要７．７％。いずれ必要５０、１％。合併不要２３、３％。
込み合わせでは３市２町２１，７％。２市２町３７，５％。という結果。
この報告を受けて、特別委員会委員よりの質問。
懇談会の出席者数が地域によってばらつきがあるが、どのような対応をしたのか。
答え・自治会長の考え方で違いがでたようです。神拝・西条では自治会長会で室長が協力のお願いをしましたとのこと。
かなりの地域で「住民投票」はどうかと聞かれ、委員自身も聞かれるのだが、どう思うか。
答え・政治的には実施する可能性はあるだろうが、代議性に基づく議会と市長が決める問題だからこの合併問題について「住民投票」にかけて決するのはそぐわないと思う。（懇談会で言った市長発言と違う）
今回のアンケート総数は懇談会が６００。市民アンケート回収が２０００として
２６００人にしかなっていない。西条市有権者は４５０００人いるのに、まだまだ少ないのではないか。
答え・合併は今日的流れであり、今回西条市民におりてきた。出前講座もやるなどして啓発に取り組みたい。
参加者の顔ぶれは５０〜６０代が主。若い人の意見集約をどう考えるか。
答え・出前講座の申込が旅館組合から来ている。ＰＴＡでも講座をやる予定。鮮度良い情報をどしどし出していきたい。
懇談会の地域間での質問や意見の違いをどう分析しているか。
答え・懇談会にはもっと出てきてくれると思っていた。関心度の差があることも感じた。
これからどの様に意見集約して行くのか。
答え・協議会のなかで。具体的項目で意見を求めたい。協議会の陣容は、地域の各界各層の代表で構成し、バランスにも配慮したい。
今月号の市報に、市民不在で進めているのではとの記事がでていたが、今回のアンケート結果が出たことでその心配も無くなるだろう。アンケート結果への理解を進めてほしい。
答え・市民意見を尊重しながら進めたい。
１０時４６分終了。
傍聴しての感想。
特別委員会委員は全員「合併賛成議員」で占められているのだから、「どの様な配慮をしつつ進めたのか」との内容で「ひとくくり」にできる質問しか出ないと思っていたが、思った通りというところです。
住民意見の誘導についての懸念の声や、懇談会での質問内容への答えの曖昧さを指摘する意見は委員からは聞かれず、また、期待していた合併によって目指すべきビジョンについての議論など皆無。
昼過ぎ帰宅。夕方まで農作業。暑い。雨が降らない。
夜。徹夜。明け方４時までかかって６月議会の一般質問の通告文章を作成。
３月議会に続いて「市町村合併について」を質問する。
地域懇談会での疑問点を網羅し、自治体の将来展望についての新しい提案で締めよう考えている。
| 