2002年05月31日(金) |
神拝地区合併地域懇談会への参加 |
昨日電話で依頼のあった、市管理公園駐車場の「放置自動車」について処理する。 市民のモラルに関する事の始末までもが市の仕事としてあるのだから、何ともやりきれないものを感じるけれども、誰かがしなければならない後始末なのだから、粛々とこなすばかりです。
田植えの準備の肥料散布。トラクタでの耕運。玉ネギの収穫等々の農作業を一日。 入浴して食事もそこそこに神拝地区公民館へでかけるも、7時からの予定時間に遅れてしまった。 今日は合併地域懇談会の最終日。西条市内最大の人口を擁する神拝地区での懇談会です。 今日で12カ所で開催予定の懇談会は終了。私は11カ所へ参加したのだが、この1カ月はアッという間に過ぎてしまいました。 推定するに市長の話は19分。合併対策室長の説明は22分と言うところでしょうか。市からの出席は市長・助役・収入役・消防長・各部長5名・対策室3名プラス応援2名。広報1名。今日も教育長の顔は見えない。後ろの方にはやけに市職員の顔が目立つ。 地域住民の参加82名。市議は私を含めて3名。 地域住民からの質問。男性。この地域の100年の大系は如何にあるべきかを十分に検討して進めるべき問題。だが、今回の合併論議は、アンケートも取っていない状況の中での話し。2市2町の表明は如何なものなのか。 市長答弁。逆算からしたらこの時期となった。合併の必要性をひとしきり論じる。 男性2名質問したが、質問の内容がよく解らない。 最後に若い人が地域の生業について素晴らしい発言があった。 地域文化はスケールメリットとは全然違う部類のもの。これは金には換えられない。町づくりを小さなユニットで行うドイツの事例もある。20世紀の後半は大でやってきたが、今は別の価値観が求められているのではないでしょうか。地域の安全という観点からも小さな方が良い。東予市の郵便局強盗は地域が小さいからすぐに解決した。大きくなると顔が分からない。西条を愛しているから様々なことが上手くいっていることがある。ニンジンはぶら下がっているが、ここはじっくりと取り組むべきでは。3・2。2・2の議論の前にするべき事はあるのではないですか。 市長答弁。アメ多くしてムチ少ない合併をしたい。こらからも投げ込みを多くいただきたい。 最後に市長の話し。今度の合併はどうも日本中では西高東低の様相ですとの分析を披瀝。 9時11分終了。 西条市の中心地神拝地区での合併懇談会。途中では、「なんだこれ」と感じていたが最後はまともな話しが出て、良かった。 本日にて懇談会終了。市内12カ所での参加者は600名強というところかな。 合併賛成論の中には、西条市の西部地域での懇談会ででた、小松地区との文化的つながりをあげていたのは参考となった。これは「小西砂千夫関西学院大学教授」が西条市での講演の中で言っていた「1市1町合併論」に合致するものであり、流石専門家の目は鋭い読みをすると感心した。 あと多数でた合併推進論には聞くべきものは無かった。 各地域で聞かれた合併反対論は、一部を除いて物事の核心を付くものであり、アンケート結果では合併推進が多数を占めようとも、すんなりと事が進むとは思えない との確証が得られた。 この結果をもって6月議会での一般質問をまとめてみよう。
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