一色達夫の日記

2002年05月29日(水) 大町地区合併地域懇談会への参加

疲れ果てた「麦刈り」も昨日で終了。今日は朝から書類でいっぱいになった書斎の片づけ。一段落付いたら今度はこれもいっぱいになっている農業倉庫の片づけです。
午後4時から開催の「西条市農業委員会」の本年度「総会」に出席。
来賓には市長・農林水産課次長・係長の3名。市長の来賓祝辞は、通り一遍の農業事情に触れた後、市町村合併の推進について持論を展開。続いて線引きの見直し問題に触れる。市長の「新居浜市からの話しには聞く耳を持ちません」には総会終了後の懇親会の中で、農業委員の一部から疑問の声が出ていた。
5時10分から市民センター地下の食堂で恒例の懇親会に出席。
7時終了。軽トラの荷台に積んで来ていた自転車で大町公民館へ。

午後7時半から開催予定の大町地区での市町村合併地域懇談会へ。
会場の大町地区公民館へ開催予定の3分前くらいに着いたのに、もう既に市長の話が始まっている。会場にはテレビカメラ3台。
会終了後、出席していた市職員に聞いてみると、7時15分には始まったとのこと。今日は大町地区自治会の役員会を兼ねていたそうで、議題が終わったら早々に合併懇談会に移ったそうだ。
市報への案内は7時半なのだから時間厳守で開催するべきだと思うけれど、テレビカメラの方が大事なのだろうか。

市からの出席者市長・助役・収入役・消防長・各部長5名・対策室3名プラス応援者3名。今日は教育長の姿は見えなかった。
地域住民の出席者約60名。県議1名。市議私を含めて6名。
最初の市長の話しは約31分。対策室長の説明22分。その後地域住民からの質問の時間。
最初の質問に立たれた方が、3市2町から2市2町に変わった経緯について、および新居浜市からの呼びかけについての考えについて質問。
市長から、れいによって内幕話が長々とある。
続いて男性が、最初に合併ありきなのではとの疑問を呈し、この様な懇談会への出席者も限られているようなので、最後の判断は住民投票でどうかと質問。
市長は、協議会の中でのテーマかと答える。アレエ玉津地区での答えと違うと思っていたら、続いて質問に立たれた男性が、新聞には住民投票ではなく最後は議会が決めることだと言ったそうだがどうなのかと詰め寄る。
市長は話しをそらして、玉津との違いについては答えなかった。
同じ男性が再度質問し、住民アンケートを5000人対象としているが、他の地域では全世帯を対象としてのアンケートを取っている場合もあるが、西条ではやる気があるのかと聞く。
対策室課員が答えたたのだけれど、協議会で策定する建設計画の資料とするため、「どのような市となりたいかとのアンケートを取ります」と答える。
全然答えになっていない。合併の是非についてのアンケートを全世帯で実施するのかと聞いているのに。
男性の質問。議員定数は即減るのか。
市長。「少なくなる事がはたして良か」と答弁。

男性の質問。JAは東との合併を進めているが、行政は西なのか。
市長答弁。「西条はどこと一緒になっても大丈夫」
この人の頭の中には、新しい町がどのような姿になってほしいとの理想の部分が欠落していると思うねえ。
男性の質問。新しい町の市庁舎はどう考えているのか。
市長答弁。遷都方式も考えられる。が道路網の整備が優先される。道路のないところには出来ない。そして線引き廃止の持論を展開。
これも前に話した事と違う。市庁舎は造らなくても良いと言った。
男性の質問。他の地域は西条と合併したら安い水が飲めると言っているがどうなのか。
市長答弁。私は西条の水は守ると言っている。水問題は水利権があり畦一つ越えるのも難しい。水はそれぞれの地域で賄えると思う。
この答えはまづまづだった。
8時54分終了。
住民のまともな質問に、矛盾なく答えられない合併とは何なんだろう。



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