華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜 | ||
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2002年10月26日(土) 東京美人物語。 〜破廉恥な姿〜 |
<前号より続く> 壁には本番厳禁の張り紙やオプションの値段表などが掛っていた。 千円から1万円までのオプション値段表には、様々なサービスが並ぶ。 安いものではパンスト破りや顔面騎乗、高額になると黄金水、AFなどがある。 「これ何?『顔面騎乗』って」 「横になったお客さんの顔に乗って、アソコを押し付けちゃうの」 若い女の性器を直接押し付けてもらう、このオプションは、 特に中年以上のオヤジに好評なのだそうだ。 「生理中とかを狙ってくる人やオリモノ好きの変態も来るよ(笑)」 「そっかぁ(苦笑)・・・黄金水ってオシッコでしょ?AFって何?」 「これね、アナル。お尻の穴だって」 アナルファックの略でAF。 最も高額な1万円のオプションだ。 「これ出来るの?」 「私はしないけど、出来る子はやるんじゃない?」 「ヤスコさんが出来るのは?」 「私は・・・ほとんど無いけど・・・」 その中でも出来ると言った「ローター」と「写真」を注文した。 追加料金をその場で払う。 ヤスコが一旦部屋から出て行き、今度は小道具の入ったカゴを持って来た。 「ローターはゴムを付けてね。誰が使ったか分からないから・・・」 「何だ、本番OKって意味じゃないんだ(笑)」 「ふふっ、違うよ(笑)」 「写真」に使うインスタントカメラを俺に手渡して、ヤスコはベッドに横たわる。 「1枚だけだからね。どんなポーズがいい?」 「そうだなぁ・・・あとでいい?」 俺は考える時間が欲しいので、後回しにした。 ヤスコの横に寝転がった俺。 彼女は俺に覆い被さり、俺の顔や髪を撫でる。 「でも、本当に綺麗だよね・・・勿体無いくらい」 「ありがとう・・・嬉しいよ、お世辞でも」 「本当だって・・・出来れば先に飯食いに連れて出たいくらいだよ」 「本当?・・・今度来てくれたら考えようかな」 「そうか・・・じゃあ、来月くらいに来ようか?」 「来月なのぉ?いないかもよ、私・・・」 「どうして?」 「もうすぐ辞めようかと思ってて」 「そうか、勿体無いなぁ・・・店には?」 「言ってない、言うと何されるか分からないから・・・」 雑誌に顔も名前も出ている売れっ子を、そう簡単に手放す訳にはいかない。 高い広告費を雑誌社に払って広告記事を打ったのだから、 店の実質損失は莫大なものになるだろう。 「何故辞めるの?」 「内緒」 「聞きたいな、言わないと・・・こうしちゃう」 俺はスキンを被せたローターを手に持ち、スイッチを入れた。 まずヤスコの乳輪に圧し当てて、乳首の根元の部分を攻める。 大きく意志の強そうな茶色の瞳を閉じて、うっとりとした顔になるヤスコ。 睫毛も長く、綺麗にカールしている。 俺はヤスコの耳や首筋にkissして、長い足をゆっくり開かせた。 長くて薄目のヘアをかき分けて、ヤスコ自身の突起を指先で探る。 発見した俺は、その場所へスイッチを入れたままのローターを手に持ち、 彼女自身の根元に存在するごく小さい突起へ圧し当てた。 ヤスコは途端に仰け反り、熱い息を漏らす。 そんな反応をいとおしく感じた俺は、ローターのスイッチを強くした。 ビブラートする喘ぎ声。 奥歯を噛み押し殺すようにして耐えるヤスコ。 そのまま俺は圧し当て続けた。 「ダメダメ、出ちゃう、声・・・」 ヤスコは思わす腰を退き、手でローターを払い除けようとした。 俺はヤスコの抵抗に負けず、腰に下に左手を廻し、 逃げられないようにしてローターを圧し当て続けた。 大きなモーター音を立てるローターは、ヤスコの最も敏感な突起だけでなく、 ローターを持つ俺の右手の指先も強烈に痺れさせる。 こんな振動が彼女の全身を電流のように流れているのかと思うと、 女の性感の敏感さを経験できない、男の肉体構造を恨めしく思う。 「あ、あああ、あああ、ダメ・・・イッちゃうかも・・・」 「いいよ、イッちゃえ、気持ち良くなっちゃえ」 「本当だよぉ・・・イクゥ・・・・・・」 ほぼエビ反りになって、全身に力を込める。 途端に堪え切れなくなったのか、一瞬だけ高い声を上げて、脱力した。 俺はカメラを手に持ち、ヤスコの両腿を広げさせた。 そして俺はヤスコ自身に向って、シャッターを切った。 モーター音を立てて、一枚の印画紙がカメラから吐き出される。 「こんな姿撮られたの、初めてだよ・・・」 脱力していたヤスコは気だるい表情で起き上がり、今度は俺を攻め出す。 俺の乳首を舐め、脇腹を舐め、そのまま股間へと顔を埋める。 そして俺自身を根元から焦らすように舌先と指で攻める。 「素股がいい?69がいい?」 俺はフィニッシュを69に決めた。 ヤスコは身体を180度入れ替え、長い足で俺の顔面を跨ぐ。 先程撮ったヤスコ自身が、今度は俺の目前に迫ってきた。 白い肌のヤスコ自身は色素が薄く、綺麗なピンク色だった。 そして、透明な愛液で潤っていた。 ヤスコが固く勃つ俺自身を手と口で攻めている。 俺はローターを手に持ち、一生懸命に上下に首を振るヤスコの 一番敏感な突起の皮を剥いて、圧し付けた。 ヤスコは腰をひくつかせて、喘ぎ声を殺し切れずに上げていた。 俺自身から口を外して掌で掴むものの、快楽の方が強いのだろう。 男心を疼かせる、色っぽい声を上げていた。 女が感じていると、俺も感じる。 フィニッシュまで時間は掛からなかった。 果てた後、俺はしばらくヤスコを抱いて横になる。 ふとした会話から、ヤスコの過去の話になった。 「田舎、本当はどこなの?」 「私?亀戸だよ。東武線沿線だし」 「東京出身って本当だったんだ・・・でも、なんで名古屋へ?」 「・・・逃げてきたの、男と」 「不倫?」 「ううん・・・まぁ駆け落ちみたいなものかな」 ヤスコは肉親たちの反対を嫌い、チンピラ崩れの男と名古屋へ逃げてきた。 しかし、その男は間もなくヤスコを捨てて蒸発する。 故郷を捨てても構わないほど信じた男の、裏切り。 未知の都会で取り残された傷心の彼女の手元には、身に覚えのない借金が残された。 「結構な額だったよ・・・でも奴の事、もう何とも思ってない」 「ひどい話だなぁ、その男・・・しかし女って強いよねぇ」 「・・・強いかぁ?男の方がお子様で甘えん坊なだけだよ」 「・・・何時までも女にかかると、男はお子様だからねー」 ヤスコはどこか遠い目をしてそう話してくれた。 短い会話だったが、彼女の過ごした濃厚な数年間の重みを感じた。 さっきの写真見てみようか?とヤスコは俺の腕から離れて、 ベッド脇の小さいテーブルにあった写真を手にとって、灯りにかざして見た。 「やだぁ!すっごい恥ずかしい!」 「どれ?・・・うわぁ」 写真にはM字に開脚している全裸のヤスコの破廉恥すぎる痴態。 無意識なのか、顔だけは両腕を交差させて隠していたが。 そのM字の中央に写るヤスコ自身からは、 ローターで攻めた時の愛液がドロリと垂れているのが写っていた。 白くて濃度の高い、本気汁。 自分の意志とは関係なく溢れる愛液に、ヤスコは本気で恥ずかしがる。 「本当に持って帰るのぉ?恥ずかし過ぎるぅ!」 「ダメだよ、俺の金で撮ったんだから!その代わり・・・」 「その代わり、何?」 「大事に持っておくよ」 「絶対外に出しちゃダメだからね!恨むよぉ」 「外に出すな、かぁ。それHの時に聞いてみたい台詞だよね(笑)」 <以下次号> |
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